LoginSignup
4
1

More than 1 year has passed since last update.

AWS Fargate, ECSを用いたコンテナ運用設計、構築をしてみた。~ネットワーク編~

Last updated at Posted at 2023-03-31

前記事

AWS Fargate, ECSを用いたコンテナ運用設計、構築をしてみた。~アーキテクチャ考察~
image.png

今回やること

前回の記事でアーキテクチャを考えました!!
今回はアーキテクチャを構築するためのネットワーク、セキュリティグループを作成していきます。

アーキテクチャ精査

前回作成したアーキテクチャに以下サブネットを追記します。
自分はCloud9を使用してALB→Fargateの疎通確認やDBの設定、ECRへのプッシュを行いましたので、Cloud9用のサブネットを追加しています。
赤線はCloud9から接続する必要があるルートです!このルートを通れるようにセキュリティグループを設定しないといけません。(自分はここ設定し忘れてテストで嘆いてました。)

  • Interfase Endopoint用Private subnet(ECR, CloudWatch, Secret Manager用)
  • 管理コンソール(Cloud9)用Public subnet
    image.png

ネットワーク作成

とりあえずこいつ↓を作っていきます!!
Gateway endpointとInternet GatewayはVPC作る時に自動で作成できるようになっているようですね、便利〇
初めてAWS触ったときにEC2入れない~(Internet Gateway作ってないだけ)ってなった記憶が蘇ります。笑笑

image.png

VPC作成

「VPC」→「VPCを作成」からVPCを作成していきます。
1.PNG
2.PNG

はい。これでここまで作成完了です。早い。
image.png

足りない分(Interfase Endopoint用Private subnet)を作成していきます。
9.PNG

はい完成。👐
image.png

セキュリティグループ作成

セキュリティグループを作成していきます。
今回はアウトバウンドルールは全て「0.0.0.0/0」を許可して、インバウンドルールを最小限に設定していきます。
(本番環境ではアウトバウンドも絞った方が良いとは思います)

インターネットから接続されるALBのセキュリティグループ

この部分ですね〇
ネットワークからの接続用にインバウンドを許可します。
(接続元PCのIPアドレスを設定した方が良いです!!!!)
image.png

「VPC」→「セキュリティグループ」から設定します。
4.PNG

フロントエンドのセキュリティグループ

この部分。
image.png

先ほど作成したALBのセキュリティグループを指定しインバウンドを許可します。
作成時にスクショ取り忘れていたので編集画面ですm(__)m
5.PNG

Cloud9のセキュリティグループ

ここ。
image.png

特にインバウンド設定する必要はありません。
(AWSコンソールから直接操作するため)
6.PNG

内部ALBのセキュリティグループ

これ。
image.png

ここも作成時にスクショ取り忘れていたので編集画面ですm(__)m
Cloud9で疎通確認を行うため、Cloud9からのインバウンドも許可しています。
フロントエンドからのインバウンドが2種類あるのは、後で設定するBrue/Greenデプロイメントのためです。
キャプチャ.PNG

バックエンドのセキュリティグループ

ここー
image.png

先ほど作成した内部ALBからのインバウンドを許可します。
7.PNG

DBのセキュリティグループ

DBです。
image.png

DB接続なのでポート番号が「3306」になります。
フロントエンド、バックエンド両方から接続予定なので、両方のインバウンドを許可します。
Cloud9からDBを操作するので、Cloud9からのインバウンドも許可します。
8.PNG

Intarface Endpointのセキュリティグループ

最後です。
image.png

こちらはCloud Watch, ECRへ接続する必要があるものが通ります。
フロントエンド、バックエンド、Cloud9からのインバウンドを許可します。
Cloud9からHttps通信する可能性を考え、Http, Httpsの両方を許可しています。
https.PNG

まとめ

ネットワーク、セキュリティグループ周りの設定は以上になります!!
ここにコンテナ環境を構築していきます!!
ここら辺は先にしっかり定義して作成しないと後で後悔します。(体験談)

次回からコンテナ環境構築に入っていきますーー!!
今回は以上です~~。

次↓
AWS Fargate, ECSを用いたコンテナ運用設計、構築をしてみた。~ECRへのビルド~

4
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
1