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Power Automateでのコレクション処理のまとめ

Last updated at Posted at 2021-07-14

概要

どうやってたっけ?となることがたまにあるので、備忘録

コネクター

選択(Select)

データの再構築に。MS の以下の例を見れば分かりやすいかと。

実はオブジェクト再構築だけじゃなく、簡単に単純配列化も出来ます。

配列化することで、Key 項目の一意化も楽に。
とはいえ、Automate だけで頑張るのは大変なので Office Scripts に任せた方が楽だったりしますけど・・。

やり方は以下のように、Map 方法を Text Mode にして、単純に配列化したい項目を指定するだけ。

配列化の例
item()?['user']

image.png

フィルター配列(Filter Array)

普通に配列のフィルターが使えます。

複数条件でのフィルター方法

and/or を嚙ませることで、細かい条件指定をすることも可能です。

やり方は、Advanced Mode にして、以下のように条件を複数指定するだけ

複数条件の例
@and(equals(items('Apply_to_each'), item()?['user']), equals(item()?['reactionType'], 'like'))

image.png

関数

基本はここ

コレクション関数 メモ
chunk 文字列またはコレクションを等しい長さのチャンクに分割します。 一定数毎のLoopを行う際の事前分割。
payload is too large の回避例
contains コレクションに特定の項目があるかどうかを確認します。
empty コレクションが空かどうかを調べます。
first コレクションから最初の項目を返します。
intersection 指定したコレクションすべてに共通する項目 "のみ" を含むコレクションを返します。
以下記事を参考に
PowerAutomate: 配列の積集合を取得する(ホワイトリストにある要素だけを抜き出す)
image.png
item 配列に対する繰り返しアクションの内部で使うと、アクションの現在の繰り返しの間に配列の現在の項目を返します。 ループ時のCurrent Item
join 配列の "すべて" の項目を含み、指定された区切り記号で各項目が区切られた、文字列を返します。 配列から文字列への変換
last コレクションから最後の項目を返します。
length 文字列または配列内の項目の数を返します。
:new: reverse コレクション内の項目の順序を逆にします。 sort() とともにこの関数を使用すると、コレクションを降順で並べ替えることができます。
skip コレクションの先頭から項目を削除し、"他のすべて" の項目を返します。
:new: sort コレクション内の項目を並べ替えます。 単純型を含む任意のキーを使用して、コレクション オブジェクトを並べ替えることができます。
take コレクションの先頭から項目を返します。
union 指定した複数のコレクションの "すべての" 項目を含む 1 つのコレクションを返します。 Concat().Distinct()

応用

概要 方法
Distinct Union() に同一配列を設定で、重複削除可能
例)union(variables('Json1'),variables('Json2'))
image.png
Except 差集合 1 二重ループとかで対処
実装例 at 英語サイト
image.png
Except 差集合 2 Office Scriptsで実現
詳細はこちら
image.png
Except
差集合
決定版
Select & Filter Array で簡単に超高速
詳細はこちら
Join マージ 1. Except()と同様にLoopで・・
2. Office Scriptsで・・・面倒そう
配列同士での Exists() Empty(Intersection(Array1, Array2)) で、空で非存在。処理したいリストに対してLoopをかけるのではなく積で対象を見つけて処理すると良さげ

あとがき

思い出しつつ追記することにしよう・・

keyword

how to modify collections by functions and connectors

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