0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

Dify アプリの公開テスト

Posted at

前回は Dify にモデルプロバイダー「Gemini」を登録後、「テストアプリ1」から Gemini 2.0 Flash-Lite へ接続できるところまで確認しました。

今回は、「テストアプリ1」を公開していきます。

結論から言えば、公開したチャットボットは問題なく動作しました。
しかし、Difyが示した「アプリを指し示す URL」が実態と異なるため、そのままでは画面を表示することができませんでした。

ただ、Dify は全く悪くないのです。
詳細は後述します。

「テストアプリ1」の公開

① オーケストレート画面の表示

スタジオ画面の「テストアプリ1」をクリックし、オーケストレート画面を表示します。

② モデルの選択

前回と同様に、使用するモデルとして Gemini 2.0 Flash-Lite を選択します。

③ アプリの公開

「公開する」ボタンをクリックすると、直下に公開操作用のウィンドウが表示されます。
青い「Publish Update」ボタンをクリックして、アプリを公開できる状態に更新します。

公開されると「Publish Update」ボタンの色が薄青に変わり、クリックできなくなります。

④ アプリの実行

そのまま「アプリを実行」ボタンをクリックすると、ブラウザの別タブが開きます。
そこには「テストアプリ1」の画面が表示され・・・ませんでした。(汗)

問題発生

開いたブラウザ画面には接続エラーが表示されました。
最初はネットワーク的な接続設定に問題があると思いましたが違いました。

ブラウザに表示された URL は次のとおりです。
http://192.***.***.200/chat/V6M5*********Xp6

一方、Dify 編集画面の URL は次のとおりです。
http://192.***.****.200:20080/app/********/configuration

違いは「:20080」の有無です。
URLに追記してみると、次の画面が表示されました。

試しに「こんにちは。あなたのことについて教えてください。」と入力した結果です。

ポート番号が付加されない件

原因は、外部からアクセスする際のポート番号(20080)を、Dify 自身が認識していない点にあります。

しかし、Dify 自身には問題はありません。
Docker コンテナの設定でポートマッピングを変更しているので、Dify 自身がそれを自動で判別することは不可能なのです。

また、この図では省略していますが、実は Home Network 内には複数の PC や スマートフォンがあります。
Cloudflare Tunnel 経由でアクセスする場合も含め、それらすべてから同じ URL でアクセスできるようにするには、多少の工夫が必要そうです。

この問題はひとまず棚上げし、先に Cloudflare Tunnel からアクセスする環境を整えることにします。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?