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OpenWeatherMapから気象情報を取得する

Last updated at Posted at 2015-11-14

世界中の気象情報を取得でき、商用利用も可能なWebサービス「OpenWeatherMap」の利用手順を記します。

##アカウントの作成
OpenWeatherMapサイトの「SignUp」ページで新しいアカウントを作成します。
次の情報を入力して「Create Account」ボタンをクリックしてください。

  • ユーザ名
  • 電子メールアドレス
  • パスワード

スクリーンショット 2015-11-14 3.06.16.png

##APIキーの取得
アカウントが作成されると自身の設定画面が表示されます。
そこに記載されている「API key」が利用可能なキー文字列となります。

##Freeプランの制限について
自アカウントの設定画面にある「My Services」をクリックすると、気象情報を取得する際の上限が表示されます。
「10分間に600回」かつ「1日あたり50,000回」のアクセスがFreeプランの上限のようです。

スクリーンショット 2015-11-14 3.27.38.png

##気象情報の取得
気象情報を取得する際のオプションはURLパラメータで指定します。
####取得形式
パラメータ名: mode

意味
(省略時) JSON形式で取得
xml XML形式で取得
html HTML形式で取得

####温度単位
パラメータ名: units

意味
(省略時) ケルビン
metric 摂氏
imperial 華氏

###指定地点の気象情報の取得
####都市名での取得
パラメータ名: q={都市名},{国コード(ISO3166)}
指定例: q=Sapporo-shi,jp
 
####都市IDでの取得
パラメータ名: id={都市ID}
指定例: id=2128295

都市名で曖昧検索するよりもID値で明確に指定する方式が推奨されています。
こちらから都市一覧「city.list.json.gz」をダウンロードしてください。

 
####緯度・経度での取得
パラメータ名: lat={緯度}&lon={経度}
指定例: lat=43.064171&lon=141.346939

正確な座標でない場合、近似地点の気象情報が返却されます。

  


###取得例
取得したAPIキーを用いて、札幌市の気象情報を取得してみます。
都市名を指定して問い合わせる場合のURL例は次の通り。(気温は「摂氏」)

情報は JSON形式の文字列 の形で取得できます。

{"message":"accurate","cod":"200","count":1,"list":
  [{"id":2128295,
    "name":"Sapporo-Shi",
    "coord":{"lon":141.35,"lat":43.058},
    "main":{"temp":5,"pressure":1030,"humidity":80,"temp_min":5,"temp_max":5},
    "dt":1447435800,
    "wind":{"speed":5.1,"deg":150},
    "sys":{"country":"Japan"},
    "clouds":{"all":75},
    "weather":
      [{"id":803,
        "main":"Clouds",
        "description":"broken clouds",
        "icon":"04n"
      }]
  }]
}

Freeプランでの気象データの更新間隔は「1〜2時間」なので、急激な天候の変化には追従できないかもしれません。
その場合は更新間隔の短い Developerプラン などへの変更を検討すべきでしょう。
(もちろん金銭的に余裕がある場合に限りますが)

##アイコン画像の取得
weather:icon の"04n"は気象アイコンのファイル名です。
次のURLでアイコン画像をダウンロードできます。

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