windows7、
WindowsServer2008R2など
社内ドメイン下のクライアントPCの時刻が
ズレているという報告が数件連続してあり、調査。
管理を引き継いだもののため、これまで詳細を把握していなかった。
#クライアントPC調査
コマンドプロンプトで以下入力
w32tm /query /status
出力はこんな感じになる
時刻同期の状況が出力される。
閏インジケーター:0(警告なし)
階層:*******************
精度:*******************
ルート遅延:*******************
ルート分散:*******************
参照ID:*******************
最終正常同期時刻:*******************
ソース:*******************
ポーリング間隔:*******************
ソースの部分が、同期先のドメコンと思われるので次はそちらを調査
#ドメコン(windowsserver2008R2)サーバ調査
こちらでもコマンドプロンプトを開いて作業
w32tm /query /source
先ほどのソースの部分のみが出力される。
ここで、今回ウチの環境では以下のように表示された
Free-running System Clock
これ、要するに外部同期はしてません、
サーバ物理本体のローカルクロックと同期してますということらしい。
元々設定されていなかったのか、なんらかの理由で外れたのかは
イベントログを調べれば分かるだろうが、
今回はとっとと外部のNTPサーバとの同期を構築した。
同じくコマンドラインで
#ntp.nict.jpさんと同期するように設定。
w32tm /config /syncfromflags:manual /manualpeerlist:ntp.nict.jp /update
#同期強制実施
w32tm /resync
#同期ソースの確認(ntp.nict.jpと出ればOK)
w32tm /config /source
調整後ほっといても伝播するが
クライアントPC側でもresyncを実施してやれば
時刻合わせ完了ということで。
Windowsサーバ系は経験値が足りないので、いい勉強でしたわ。