先日MS-900(Microsoft 365 Fundamentals)を受験し、無事に合格しました。
今回の学習と、現在進めているAZ-900の学習を通じて、Microsoft認定資格全般に共通する勉強方法や、試験の概要について整理したので、この記事でまとめます。
前提
私は文系出身の新卒1年目で、2025年8月にMicrosoft 365関連の部署に配属されたばかりです。そのため、Microsoft 365に関する知識はほとんどない状態からのスタートでした。
「文系出身の新卒だけどMCP資格を取りたい」「MCP資格に興味があるけど、どこから始めればいいかわからない」という方の参考になれば幸いです。
なお、MS-900は2026年3月31日で廃止予定ですが、ここで紹介する勉強方法は、この後紹介する「赤本」が出版されているMCP資格であれば、共通して有効だと考えています。
勉強法
今回ご紹介する勉強法は、「赤本で基礎を理解し、Udemyの模擬問題で実践力を強化する」というシンプルかつ効率的な学習スタイルです。試験範囲を網羅しつつ、問題演習と復習を繰り返すことで、確実に知識を定着させることができます。
活用した教材
私が実際に活用した教材は以下の2点です。
教材を選ぶ際の基準は、
①試験範囲をできるだけ網羅していること
②実際の試験と同じレベル感の問題が多く掲載されていること
この2つを重視しました。
基本的には、①赤本を一周読んで内容を理解する。②Udemyの模擬問題集を解き、間違えた問題を赤本に戻って復習する。という流れで進めました。
① MCP教科書 Microsoft 365 Fundamentals(試験番号:MS-900)(有償)
「赤本」と呼ばれる参考書です。各単元ごとに模擬問題が付いているため、
『本章を読む → 模擬問題を解く → 間違えた問題を本章に戻って確認する』という流れで学習を進めました。
実際の試験では、この参考書に載っていない問題が数問出題されましたが、合格点を目指すなら、この参考書で十分に対応できると思います。
②MS-900: Microsoft 365 Fundamentals 模擬問題集 【Udemy】(有償)
55問程度の模擬テストが5回分収録されています。問題を解き終わったら正答率が掲示されるので、75%を超えるように何度も繰り返し解きました。(試験合格ライン:70%)
実際の試験でUdemyと全く同じ問題が出るといったことはありませんでしたが、出題傾向や赤本に掲載されていない内容をしっかり押さえることができ、試験対策として非常に有効でした。特に、問題の解説が丁寧なので理解を深めやすく、その後赤本の該当ページに戻って再度復習することで知識を定着させることができました。
赤本に載っていない内容の問題は、回答後に表示される解説やネットで検索した内容をOneNoteにまとめ、定期的に見返しました。
メリット
この勉強法のメリットは、以下の通りです。
①疑問点をすぐに解決できる
赤本には索引が載っており、模擬問題を解いてわからなかった単語や問題をすぐに確認して復習できるので、効率よく知識を定着させることができます。
②試験範囲を漏れなく学習することができる
赤本とUdemyの模擬問題集を併用することで、広範な試験範囲を網羅できます。実際の試験でも、事前に学習した範囲外の問題は出題されませんでした。
Microsoftラーニングパスについて
「赤本×Udemy模擬問題集」での学習を始めるきっかけとなった「Microsoftラーニングパス」についても、使用した感想を共有させていただきます。
ネットでMicrosoft認定資格の勉強方法を検索すると、多くのサイトではMicrosoftが無料で提供している「Microsoftラーニングパス」での学習が推奨されています。そのため私も最初はラーニングパスを使って配属後から2ヶ月間ほど学習しました。
しかし、ラーニングパスは英語を翻訳した日本語で説明されているのでわかりにくく、何度もCopilotに要約してもらっていました。そのため時間もかかりますし、手間が増えるのでなかなか勉強もはかどりませんでした。
ある程度業務経験があり、Microsoft365に関する知識がある方ならラーニングパスでも内容を理解することができるかもしれませんが、知識ゼロの新人の私にはかなり難しかったです。そこで別の勉強法を検討し、「赤本×Udemy模擬問題集」での学習を始めました。教材を赤本に変えてから勉強効率も格段に上がりました。
学習期間
10月中旬から「赤本×Udemy模擬問題集」で学習を始め、3週間ほど勉強し11/13に資格を取得しました。
赤本とUdemyの模擬問題集を業務終了後に毎日約2時間学習し、それを3週間継続しました。
個人的には、隙間時間に少しずつ勉強するよりは、毎日一定の勉強時間を確保し集中的に学習する方が、定着しやすいと感じました。
学習の流れとしては以下の通りです。
- 1ヶ月目(中旬以降):「赤本」とUdemyを活用し、本格的に学習を開始。
- 2ヶ月目:業務後に毎日2〜3時間勉強を継続し、中旬に合格。
試験
本番の試験時間は45分程度でしたが、20分ほどで解き終わったので、残りの時間は見直しに費やすことができました。
問題形式としては、単一選択・複数選択・ドラッグ&ドロップなど様々なので注意が必要です。
結果は試験終了後すぐに表示され、844点で合格することができました。(合格点は700点)
所感
全く知識がない状態からのスタートだったので、最初は用語やサービスの仕組みを理解するのに苦労しました。10月頃になると、業務を通じて少しずつ知識が身につき、理解しやすい内容も増えたことで、より効率的に学習を進められるようになりました。配属直後から学習を始めるよりも、ある程度業務に慣れてから取り組んだ方が学習期間も短縮でき、合格しやすいと感じました。
また、試験勉強を通じてMicrosoft 365の全体像やクラウドの基本的な概念を体系的に学べたのはとても良かったです。
ただ、やはり実際に操作してみないと知識が定着しにくいと感じるので、今後は業務を通じて理解を深めていきたいと思います。
今回ご紹介した勉強法は、疑問点をすぐに解消でき、試験範囲を漏れなく学習できたので、仕事と並行しながら効率よく資格を取得できました。少しでも参考になれば幸いです。
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