参加報告です。
2019年6月8日(土)、ディープラーニングのコミュニティ「DEEP LEARNING LAB(DDLAB)」2周年の記念イベントに参加しました。
東京大学大学院教授で日本ディープラーニング協会理事長の松尾豊氏の基調講演をフォトレポートします。(司会から、本日の内容は積極的にQiitaやSNSで、そして会社に持ち帰って伝えて下さいということで写真撮影OKでした)
あえて「会社に持ち帰って伝えて」とされたのは松尾先生の語られる言葉の端々からも感じられました。「インターネット関連ビジネスがここまで来るのに20年、AIもここから先20年、長期戦です。」「技術の出始めには試行錯誤が必要であって、現フェーズでうまくいかないことを悲観する必要はない。」「近い将来にAIバブルは弾けるとも言われますが、”調整局面がくる”と置き換えられます。その来たるフェーズに備えて社内にAI、ディープラーニングの正しい活用力を備えましょう。」
Photo 8 までが力強い総論にあたります。さらにPhoto 20までは具体的にどのようにチームで取り組んでゆけばよいかの指南です。そこから最後までは様々なトピック紹介です。
Photo 8 の「エレベータ→高層ビル」のくだりを説明させていただきます。産業革命のあとにエレベータが発明されたけれどその当時はせいぜい2階建ての建物しかなかった。そんなものなくても階段で上がればいいじゃないかと言われたけれど、エレベータができたことで高層ビルを建てることができるようになった。ディープラーニングもまだ使い道が模索されている段階だけれど、これからのブレークスルーになっていきます。
講演内容をもっと詳しく知りたい方は、おざけんさんがまとめたAINOWのすばらしい記事をご参照下さい。