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astah* community6.9で モデル駆動開発m2t(Model to Text) プラグイン を実行させる

Last updated at Posted at 2017-11-12

#はじめに
UMLモデリングツール astah* のモデル駆動開発m2t(Model to Text) プラグイン、
これを自宅のPCで環境(astah* community 6.9(商用利用可)しか入っていない環境)で動作させようとしたときのメモです。
※プラグインの作者のかたは、メールアドレスも公開されていたのですが、ひとまず自分で調査しました。

#調査した状況
astah* community 6.9では、インストールしてメニューは追加されるのですが、ダイアログが立ち上がりません。
image.png
(↑で、GererateやSettingを選んでも、うんともすんとも言わなかった。)

※ astah* commyniti 7.0以降(商用利用不可)の環境では、普通に動きます。

m2tのgithubから、プラグインプロジェクトをダウンロードして、
UMLモデリングツールastah*(Community版)でプラグイン開発環境を試してみた(1)
UMLモデリングツールastah*(Community版)でプラグイン開発環境を試してみた(2)
で整えた「astah* プラグイン開発環境」上で、
コマンドプロンプトで、astahm2t-masterフォルダに移動して、
ビルドastah-build および 起動astah-launchして、起動しない原因を探ってみました。

#環境
Windows10 Home
64ビット オペレーティングシステム x64ベースプロセッサ
Intel(R) Core(TM) i5-7400 CPU @ 3.00GHz
RAM 8.00GB
astah community 6.9 をインストール済。

#試した手順と結果
##ビルドした結果
astah-api.jar と astah-pro.jar がないと怒られました。

astah-api.jar は、公式ホームページに再配布禁止と書いてあったので、
astahのインストールパスを探したら、ありました。
これは、下記の「変更点1」で対応です。

astah-pro.jarは、今回の開発環境内を探してもありません。
代わりに、astah-community.jar があるのではないかと探したら、astah-api.jarと同じ場所にありました。
これは、下記の「変更点2」で対応です。

##変更点1
環境変数 ASTAH_HOME をPCに追加(astahのインストールパス)。
単に、環境変数不足で、ビルドが通らないだけでした。
image.png

##変更点2
xml:astahm2t-master\pom.xml の一部変更

変更前
 proが2か所ある

astahm2t-master\pom.xml
		<dependency>
			<groupId>com.change_vision.astah</groupId>
			<artifactId>astah-pro</artifactId>
			<version>${astah.version}</version>
			<systemPath>${ASTAH_HOME}/astah-pro.jar</systemPath>
			<scope>system</scope>
		</dependency>

変更後
 communityに置換

astahm2t-master\pom.xml
		<dependency>
			<groupId>com.change_vision.astah</groupId>
			<artifactId>astah-community</artifactId>
			<version>${astah.version}</version>
			<systemPath>${ASTAH_HOME}/astah-community.jar</systemPath>
			<scope>system</scope>
		</dependency>

これで、
ビルドastah-build および 起動astah-launchすると、起動するようになりました。
image.png

image.png

image.png

#おわりに
astah community 7.0以降では動作するのに、6.9では動作しないのですが、
作者のかたが悪いわけではないと思いますので、そこのところ、この記事を読み違えないようにお願いします。

別記事「UMLモデリングツールastah*(Community版)でプラグイン開発環境を試してみた(3)C#コード出力」で、自前のフルスクラッチC#出力プラグインを書きましたが、m2tなんて使えそうなものがあったのに気づき、これでもC#出力を試してみたいと思います。

引き続き、記事にしてみたいと思います。

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