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WindowsでVSCode Neovimを使うには(winget)

Last updated at Posted at 2022-09-15

はじめに

この記事では、Windows11でVSCode Neovimを使うまでの環境構築の記事です。Vimユーザーの方なら、この環境構築をすることでVSCode上で爆速Vimキーバインドを快適に使うことができるようになります。
動作環境:Windows11 Home
パッケージマネージャー:winget(Windows11では標準搭載)

0. VSCode Neovimとは

VSCode上でVimのキーバインドを利用できる、VSCodeの拡張機能です。Vim(vscodevim)という公式の拡張機能と比較して、動作が軽く、日本語を入力してもぶれず、.vimrc(init.vim)を利用できるのでおススメです。

1. VSCodeのインストール

※ インストール済みの場合は飛ばしてください。
筆者の場合はフォルダやファイル右クリック時に「Codeで開く」を利用したいので、以下のコマンドでインストールします。

PowerShell
winget install vscode --override "/silent /mergetasks=""addcontextmenufiles,addcontextmenufolders"""

2. Neovimのインストール

こちらもwingetでインストールします。

PowerShell
winget install -e --id=Neovim.Neovim

インストールすると、Cドライブの下のProgram Filesの下にNeovimというフォルダができていると思います。

※ インストール後は、PowerShell上でnvimのコマンドが使用できるようになると思います。

PowerShell
nvim

以下のような画面が出てくればOK。
s2_1.png
今は必要ないので、:q!で終了しておきましょう。

3. init.vimの作成

Neovimはインストールしても、init.vimを自動では作成してくれないので、自分で作成しましょう。
%userprofile%\AppData\Local\nvim\init.vimに作成します。

エクスプローラーで作成してもいいですし、以下のコマンドで作成してもOKです。

PowerShell
# nvimフォルダの作成
mkdir ~\AppData\Local\nvim

# init.vimの作成(PowerShellなので、touchは使えない)
New-Item -Type File ~\AppData\Local\nvim\init.vim

init.vimの中身までは指定しませんが、VSCode NeovimはVimのプラグインまで読み込んでくれます。ここでプラグインなども一緒にインストールするといいでしょう。

4. VSCode Neovimの拡張機能のインストールと設定

左の拡張機能タブからVSCode Neovimをインストールしましょう。
※ (2022/9/15時点)VSCode Neovimの最新v0.0.89だと日本語入力時にぶれてしまうので、アンインストール右の部分からv0.0.88をインストールしています。
s2_2.png

そして、このままアンインストール右の設定ボタンから「拡張機能の設定」を開きましょう。

変更する箇所は以下の2箇所です。

  • Neovim Executable Paths: Win32にC:\Program Files\Neovim\bin\nvim.exeを入力します(wingetで入手した場合この場所になると思います。違う場合は、インストールしたNeovimのbinフォルダ下のnvim.exeのパスを指定しましょう)。
  • Neovim Init Vim Paths: Win32に~\AppData\Local\nvim\init.vim(先ほどのinit.vimのパス)を入力します。
    image.png

まとめ

以上で、VSCode上で快適なVimキーバインドを使うことができます。Let's enjoy vim at VSCode!
s2_3.png

参考文献

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