LoginSignup
2
0

More than 1 year has passed since last update.

EC2に固定のパブリックIPアドレスを割り当てる

Posted at

概要

もともと認知していたcloud9のIPが変動し接続できないということがありました。
このような問題に対処するために、ec2にElastic IPアドレスを割り当ててあげます。
cloud9の起動しているec2インスタンスにElastic IPを付与することで、cloud9のパブリックIPを固定することができます。

目次

  1. なんでElastic IPを付与するのか
  2. 手順

1.なんでElastic IPを付与するのか

停止したインスタンスを再起動した場合、新しいIPアドレスが割り当てられる可能性があります。意図せずにIP アドレスが変動すると、利用者にとっては参照できないなどの不利益を被ります。
これの対策として、Elastic IPアドレスをインスタンスに割り当てます。Elastic IPは、単一のIPアドレスを継続してインスタンスに関連付けすることが可能です。これによって、Elastic IPの関連付けられたインスタンスを停止/再起動した場合でも、IPアドレスの意図しない新しい割り当てを抑制することができます。

Elastic IPについて ー公式ー
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSEC2/latest/UserGuide/elastic-ip-addresses-eip.html

2.手順

本章では、Elastic IPをEC2インスタンスに関連づけて、Cloud9から付与されたパブリックIPアドレスを確認する方法を記載します。

まず、Elastic IPの設定をしていきます。マネージメントコンソールの検索画面にElastic IPと検索して以下の画面に移動してください。
①elasticip検索.png

画面右上のElastic IPアドレスを割り当てるを押下。

②elasticip設定1.png

ここでは、ネットワークボーダーグループを選びます。私は東京リージョンなので、ap-northest-1を選びます。他は特にいじらなくてokです。

③elasticip設定2.png

上記の画面で、Elastic IPアドレスが出力されました。ここでは、インスタンスとプライペートIPアドレスの欄に情報を入力していきます。入力が完了したら関連付けるを押下。

④elasticip設定完了.png

IPアドレスを割り当てられたら、右上のElastic IPアドレスを関連付けるを押下します。

⑤IP確認.png

これでElastic IPアドレスがインスタンスに関連づけられたので、概要から、割り当てられたIPv4アドレスを確認します。先程表示されていたElastic IPアドレスが割り当てられていることがわかります。(黒塗りですいません)

それでは、Cloud9からもパブリックIPを確認したいと思います。
Cloud9を開いて、以下のコマンドをターミナルに入力します。

IPv4確認
curl http://169.254.169.254/latest/meta-data/public-ipv4

以下のように、設定したIPを確認することができるはずです。(赤塗りの部分にIPが出力されます)
⑥cloud9で確認.png

以上でIPアドレスを固定することができました。試しにインスタンスを停止/再起動してみてください。パブリックIPアドレスは変動していないと思います。cloud9でも同様です。

おわりに

これでインスタンスを停止/再起動しても、パブリックIPは変動しないようになりましたね。
また、Elastic IPは割り当てないと料金が発生するので注意が必要ですね。

2
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
0