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Raspberry Pi 4をOTGモードにしてsshする方法 for mac

Last updated at Posted at 2020-03-27

はじめに

OTGとはOn-The-Goの略であり、wifiに繋げずにmacなどのPCに直接Raspberry Pi(以下Pi)をUSB接続することによってsshを可能にするモードです。
この方法であれば、モニター・マウス・キーボードがなくてもPiにsshができます!
もちろん4だけでなく3やzeroなどでも手順は一緒です。

ちなみにPiを最もかんたんにwifi接続する方法としては、microSD直下に wpa_supplicant.conf を作ることだと思うのですが、Pi4に限ってはどうやらwifiの挙動が安定していないらしく、何度やり直しても接続できずにハマりました😭なので、ひと手間かかりますがこの記事の方法でwifi接続しました。

1. OSイメージを書き込まれていて、一度もpiに差し込んだことのないmicroSDを用意する

  • 拙作をご覧ください
  • 上記のSDカードをmacに差し込む

2. sshを使用可能にする

  • $ cd /Volumes/boot コマンドでmicroSDカードの直下に移動する
  • $ touch ssh で空のsshファイルを作る

3. config.txtの編集

  • 上記と同じディレクトリにある config.txt をviなどで開き、ファイル末尾に dtoverlay=dwc2 の一行を追加する

4. cmdline.txtの編集

  • 上記と同じディレクトリにある cmdline.txt をviなどで開き、modules-load=dwc2,g_ether という文字列を rootwait の直後に追加する

5. macに接続する

  • ejectしてSDカードをmacから取り出し、microSDをPiに差し込む
  • そのPiをUSB-C to USBコードでmacに繋げる
  • 差し込んでしばらくすると「ネットワーク環境設定」に RNDIS/Ethernet Gadget というものが出てくる
  • RNDIS/Ethernet Gadgetが接続中になったら、macのコンソールから $ ssh pi@raspberrypi.local コマンド
  • パスワードを聞かれたらデフォルトはraspberryになっている
  • ssh完了🎉

6. wifiに接続する

  • ここまでの状態だと、sshはできているがraspberry自体はネットに繋がっていません
  • なのでssh後に$ sudo raspi-configコマンドでPiの設定画面(GUI)を開く
  • 2 Network Options > Wi-fi から繋ぎたいwifiのSSIDやらpassやらを設定
  • $ ping yahoo.co.jp なんかでwifiに繋がっていることを確認
  • 上記が成功したらmacにPiを繋げずともwifi経由でsshできるようになっています🎉

参考

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