目次
1.はじめに
2.課題
3.SDGsについて
4.アプリについて
5.作成しての感想
6.その他
1. はじめに
私たちは、静岡県浜松市に住む子育てをしている親をお手伝いするアプリを開発しました。
浜松市について
浜松市は静岡県西部に位置する、県内で一番人口が多い市です。
平成19年には人口が約81.1万人で県内第1位、全国第16位です。
面積は1,558k㎡あります。浜松城、浜名湖、浜名湖パルパル、竜ヶ岩洞が有名です。
2. 課題
浜松市では、少子高齢化が年々進行し、平成12年以降から、老齢人口(65歳以上)が年少人口(15歳未満)を上回っています。現在は、人口減少が続き、生産年齢人口(15〜64歳)も減少傾向にあります。更に、核家族化や1人暮らし世帯が増加したことにより、平均世帯人員は、減少傾向が続くと予想されています。
少子化の原因として
・働く女性の増加により、仕事と子育ての両立が難しくなったこと
・子育てに対する不安感の増大
・経済的な問題
などがあげられます。
このアプリはそれらの課題を解決し、子供と一緒に生活できるように暮らしを支えます。
参照:浜松市公式ホームページ 第1章 現状と課題(浜松市の現状)/浜松市
3. SDGsについて
アプリを作るにあたって、SDGsの目標を立てました。
SDGsとは、世界中にある環境問題・差別・貧困・人権問題といった課題を2030年までに解決していこうという、国連総会で採択された、持続可能な開発のための17の目標です。
SDGsについてはこちらをクリック!⇒ SDGs
今回は次の2つの目標を立てました。
3.すべての人に健康と福祉を
浜松市の健康をサポートすることで、子育てを支え、1人でも多くの人に健康になって貰うという狙いのためです。
11.住み続けられるまちづくりを
子育てのサポートをし、親の負担を減らして、子育てをする親にとって子どもと暮らしやすいまちをつくっていくためです。
4. アプリについて
しずおか子育て優待ガードについて
しずおか子育て優待ガードとは、18歳未満の子供を同伴した保護者または妊娠中の方が、カードを提示することで、店舗ごとに決められた子育て応援サービスを受けられるという静岡県と県内市町が協働して取り組んでいる事業です。
オープンデータの活用
オープンデータとは、主に国や地方自治体が公開している、誰でも自由に入手や使用、加工、再配布ができる公表データのことです。
私たちは、しずおか子育て優待カードが使用できる店舗・施設 1029件 のデータをまとめました。まとめたデータの内容は、店舗・施設名、住所、電話番号、分類、内容、紹介、ホームページです。
作成したオープンデータについてはコチラをクリック ⇒ リンクデータ
ガントチャート
ガントチャートとは、主にプロジェクトにおいて作業工程や進歩状況を管理するために使用される図表のことです。私たちは今回、このような計画を立てました。
分析
まず、アプリの内容を考える際に対象を絞り、課題を見つけるため分析を活用しました。
ペルソナ
AIについて
ペルソナで使用した女性の写真は、canvaのAI画像生成を活用しました。
SWOT分析
3C分析
STP分析
マザーヘルパー
そこで私たちが考えたアプリは『マザーヘルパー』です。
アプリの名前は、親を手伝う・支えるという意味が込められています。
内容
このアプリには「子育てMAP」「Q&A」「成長日記」という機能があります。
1.子育てMAP
しずおか子育て優待カードが使える店舗・施設をマップ上にピンを立てて表示します。
ピンをタップするとお店の情報が表示されます。
2.Q&A
子育てによくある不安や悩みをジャンルごとにまとめて載せています。
3.成長日記
その日にあった出来事を日記として残すことができます。
写真を載せることもできます。
アプリは『Monaca Education』で作りました。
5. 作成しての感想
初めてアプリを作って、私たちがいつも使っているアプリは多くの人にどのように長く活用してもらうかをよく考えて作られていることが分かりました。
静岡県の課題に向き合い、人々が暮らしやすい環境を作っていくにはどうすればよいかを考えるのは難しかったです。特に大変だったことは、オープンデータの作成です。しずおか子育て優待カードが使用できる施設のデータをオープンデータとしてまとめました。まとめたデータの数が多いため子育てMAPを作る際に、お店や施設を分類ごとにページを分けたり、ボタンの数を少なくしたりして見やすくなるように考えました。少しでも浜松市で暮らしている人たちに活用していただけたら嬉しいです。
6. その他
googleサイトはこちら