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Power Automateデスクトップの夜間RPA処理を試した結果

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はじめに

Microsoft 365 を利用している組織では、「自動化といえば Power Automate デスクトップ(以下 PAD)」という流れになることが多いのではないでしょうか。
私もその流れで、夜間に自動実行するRPAを PAD で作成することになりました。

先に結論を書いてしまうと、
Power Automate デスクトップは夜間バッチ用途には向いていない

やりたかったこと

非常にシンプル!!

  • 簡単なブラウザ操作
  • CSVファイルをダウンロード
  • 夜間に自動実行

正直、わかっていた

実は、少し調べた段階で、いくつか嫌な予感がするポイントは見えていました。

  • PAD 自体にスケジュール実行機能がない
  • 夜間起動にはタスクスケジューラや起動コマンドの準備が必要
  • サインアウト状態では動かない

この時点で、

夜間バッチ向けのツールではなさそうだ

という違和感はありました。

それでも上司に提示された社内標準ツールを否定する労力をかけるくらいなら「無理だった」という事実を得て方向転換する方が早いのでこのまま進めることにしました。
ただ、正直やりたいことが非常にシンプルだったので「まあ何とかなるだろう、さすがに」とも思っていました。

やっぱりそうなるよな

実際に開発を進めてみると、想像していた通りの課題にぶつかりました。

  • 稼働環境や状態が変わると急に動かなくなる
  • フレーキーで安定稼働しない
  • 画面ロック状態だと安定して動かない
  • プライベートモードの起動が標準ではできなくてセッション依存

使いながら思いました
これサインインした状態でその人が行う作業を自動化するためのツールだ

結論

改めて

  • Power Automate デスクトップは夜間バッチ用途には向いていない
  • ツールには設計思想があり、得意・不得意が存在する
  • 無理をすれば「動かすこと」自体は可能である

ツールの特性に合っていないことを無理にやらせるのはエンジニアとしてやるべきではない

運用が不安定になったり、保守コストが増えたりするしわ寄せは、最終的にエンジニア自身が受けることになります。
適所適材!これは人もツールも同じですね。

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