AWS IoT Coreとは
AWS IoTは、デバイスからクラウドにデータを安全に送受信し、デバイス管理やリアルタイム処理を可能にするサービス群です。
例えば…
以下の要件があるとします。
- 工場のセンサーからデータを効率的に収集する
- AWS IoT CoreでセンサーデータをAWSに送信する
- データをAmazon S3に保存する前に拡張処理を行う
- センサーデータを5秒間隔でリアルタイムに送信する
- データ収集後30分以内にAmazon S3で利用可能にする
- IoT Coreのデータは他アプリケーションで処理しない
フローにするとこんな感じ
ポイント
Firehoseはデータをまとめて処理し効率化を実現し、リアルタイムデータをバッチ処理に変換してコスト削減を可能にします。また、AWS Lambdaと連携してデータの変換や拡張を簡単に行え、IoT CoreからS3へのデータ転送を簡素化できます。さらに、複数サービスへの同時配信や高スループットでの大量データ処理に対応し、配信エラー時のリトライ機能でデータ損失を防ぎます。加えて、自動スケーリングにより運用管理の負担を軽減します。
AWS IoT Core Basic Ingestは、AWS IoT CoreでIoTデバイスからクラウドにデータを直接送信する方法で、ルールエンジンを介さず効率的かつ低コストにデータ転送を実現します。