【AWS SAP】API Gatewayのスロットリング制限とは？

API Gatewayのスロットリング制限とは？

スロットリングは、APIへの過剰なリクエストを防ぎ、サービスの安定性とリソースの保護を目的としています。

API Gatewayでは、トークンバケットアルゴリズムを使用してリクエストを調整し、設定されたレートやバースト制限を超えると、HTTPステータスコード429（Too Many Requests）を返します。

スロットリング制限のメリット

• リソース保護
  • 過剰なリクエストからバックエンドを保護
• 安定性向上
  • 他のクライアントの利用を妨げない
• コスト管理
  • 不要なリクエストによるコスト増加を防止

スロットリング制限は以下のレベルで設定できます。

• AWS全体の制限
  • リージョン内のすべてのアカウントとクライアントに適用され、AWSによって設定されており、ユーザーが変更することはできません
    　
• アカウントレベルの制限
  • 特定のリージョン内のアカウント内のすべてのAPIに適用されます。 この制限は、リクエストに応じて引き上げることが可能です。
    　
• APIおよびステージレベルの制限
  • 特定のAPIやそのステージ内のメソッドごとに設定できます
    　
• クライアントレベルの制限
  • APIキーを使用して特定のクライアントに適用されます

参考