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【AWS SAP】Auroraがどうしても覚えられない人向け

Last updated at Posted at 2024-12-29

Auroraがどうしても覚えられない人向け

Auroraの仕組み

  • 分散ストレージアーキテクチャ
    Auroraは専用の分散ストレージレイヤーを持ち、データを6つのコピーに分散して保存します。この仕組みにより、高い耐障害性が実現されています。
  • リーダーレプリカ
    最大15個のリーダーレプリカを作成可能で、読み取り性能を大幅に向上できます。
  • フェイルオーバー
    プライマリインスタンスが障害を起こした場合、リーダーレプリカがプライマリに昇格できます。

Auroraの主要機能とユースケース

主要機能

  1. Global Database
    複数のリージョンにまたがるデータベースを提供し、災害対策やグローバルな低遅延アクセスが可能
  2. Aurora Serverless
    自動スケーリングが可能なオンデマンドのデータベースで、使用量に応じてコストを削減
  3. 並列クエリ
    クエリ処理を高速化するために分散アーキテクチャを活用

ユースケース

  • 高可用性が求められるWebアプリケーション
  • 高速な読み取り性能を必要とする分析システム
  • 負荷が不規則なアプリケーション(Aurora Serverlessの活用)

他サービスとの比較

特徴 Aurora RDS DynamoDB
データモデル リレーショナル リレーショナル NoSQL
パフォーマンス 高い 標準 非常に高い
スケーラビリティ 自動(ストレージとリーダー) 手動または制限付き 自動
主なユースケース 高可用性、トランザクション処理 一般的なRDB用途 キーバリュー、低遅延要件

Aurora MySQL互換版 vs Aurora PostgreSQL互換版

  • MySQL互換版
    既存のMySQLアプリケーションを移行しやすい
  • PostgreSQL互換版
    高度な分析機能や複雑なクエリを必要とするユースケースに適している

最小構成(梅)

  • 構成
    • Auroraプライマリインスタンス 1台
    • Auroraストレージ(自動バックアップ付き)
  • 特徴
    • コスト: 最小限(インスタンス1台分のコスト)
    • 可用性: プライマリインスタンスが停止した場合、ダウンタイムが発生
    • 用途: テスト環境、小規模アプリケーション

中規模構成(竹)

  • 構成
    • Auroraプライマリインスタンス 1台
    • Auroraリードレプリカ 1台
    • Auroraストレージ(自動バックアップ付き)
       
  • 特徴
    • コスト: 中程度(インスタンス2台分のコスト)
    • 可用性: リードレプリカがプライマリ障害時に昇格可能(ダウンタイム短縮)
    • 用途: 中規模アプリケーション、読取負荷分散が必要な環境

大規模構成(松)

  • 構成
    • Auroraプライマリインスタンス 1台
    • Auroraリードレプリカ 2台(異なるAZに配置)
    • Auroraストレージ(マルチAZ分散、自動バックアップ付き)
       
  • 特徴
    • コスト: 高い(インスタンス3台分のコスト)
    • 可用性: 高可用性を実現(AZ障害時でも継続可能
    • 用途: 大規模アプリケーション、高可用性が求められるプロダクション環境

まとめ

AuroraはRDSの上位版!

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