AWS Elastic Disaster Recoveryとは
オンプレや他環境をAWSに迅速復旧する災害対策サービス
必要な設定
カテゴリ | 設定項目 | 説明 | 必須/オプション |
---|---|---|---|
基本設定 | AWSアカウント | AWS Elastic Disaster Recoveryを利用するためのアカウントを準備 | 必須 |
IAMロール/ユーザー | 必要な権限を持つIAMロールやユーザーを作成・設定(例: AWSElasticDisasterRecoveryFullAccess ) |
必須 | |
ソース環境 | ソースサーバーの登録 | AWS DRSエージェントをインストールし、ソースサーバーを登録 | 必須 |
エージェントの設定 | エージェントがAWSに接続するための設定を行う(AWSアカウント情報やリージョン) | 必須 | |
レプリケーション | ターゲットリージョン | データをレプリケートするAWSリージョンの選択 | 必須 |
EBSスナップショット設定 | 初回同期と継続的同期に使用されるスナップショットの設定 | 必須 | |
バンド幅制御 | ネットワーク使用を最適化するための帯域幅制御 | オプション | |
ストレージ最適化 | データストレージをコストやパフォーマンスに応じて設定 | オプション | |
プライベートIPアドレス使用 | データ同期とリカバリでプライベートIPアドレスを使用し、セキュリティを強化 | オプション | |
リカバリ設定 | AMI設定 | ソースサーバーのOSやアプリケーションに適したAmazon Machine Imageを設定 | 必須 |
インスタンスタイプ | リカバリインスタンスとして使用するEC2インスタンスタイプを選択 | 必須 | |
テストリカバリ | テストリカバリインスタンス作成 | テスト環境用のインスタンスをAWSコンソールから作成 | オプション |
データの整合性確認 | 起動したインスタンスでデータやアプリケーションの動作確認 | オプション | |
フェイルオーバー設定 | フェイルオーバー操作 | 実際に本番環境をAWSで稼働させるフェイルオーバー設定 | 必須 |
DNS切り替え | 必要に応じてDNSの設定を変更し、AWS環境を本番環境として利用 | オプション | |
フェイルバック設定 | フェイルバック操作 | AWSからオンプレミス環境へ戻すための設定 | オプション |
モニタリング | CloudWatch統合 | AWS DRSの状態をAmazon CloudWatchで監視 | 必須 |
アラート設定 | SNSを利用してエラーや停止時に通知を受けるよう設定 | オプション |