Laravel のプロジェクトを clone してきて、SQLite3 に接続して、ブラウザで表示する方法は意外とまとまっていなかったので記事にしました。
推奨環境
- MacOS Mojave バージョン10.14.2
- Laravel Framework 5.8.31
- sqlite3 3.24.0
やり方
1. 対象の Laravel プロジェクトを clone してくる
$ git clone リポジトリ URL
2. プロジェクトのリポジトリに移動し、vendor ディレクトリがないことを確認
$ cd projectName
$ ls
3. Composer がインストールされていなかったら
$ brew install composer
4. ライブラリインストール
$ composer install
vendor ディレクトリが作成されるはず。
5. ディレクトリ下の.env.example
の内容を.env
にコピー
$ cp .env.example .env
clone してきた Laravel プロジェクトは .env
ではなく .env.example
というファイル名になっているので変更する必要がある。
6. アプリケーションキー(APP_KEY)を設定する
$ php artisan key:generate
.env ファイルの中身を見ると、APP_KEY
の内容が APP_KEY=SomeRandomString
となっているため、変更する必要がある。
7. SQLite3 の準備
$ touch database/database.sqlite
database ディレクトリに database.sqlite
が作られる。
8. .env ファイルの設定
エディタや vim などで .env ファイルの該当箇所を以下のように書き換える
~略~
DB_CONNECTION=sqlite
# DB_HOST=127.0.0.1
# DB_PORT=3306
# DB_DATABASE=homestead
# DB_USERNAME=homestead
# DB_PASSWORD=secret
~略~
DB_HOST以下はいらないのでコメントアウト。
SQLite3 の配置場所やファイル名を変更する場合は、DB_DATABASE
に絶対パスで指定しましょう。
9. migrate 実行
$ php artisan migrate
10. いつものようにサーバーを立ち上げる
$ php artisan serve
http://127.0.0.1:8000 にアクセス