はじめに
以前投稿した記事にCloud SDKを利用してCLIからスナップショットを取得する方法を記載したが、その折GCPコンソールからも定期スナップショットが取れることを知ったので本稿ではその内容について記載する。
恐らくこちらの方が簡単であろうことは想像に難くない。
概要
毎日夜間にスナップショットを取得
7日以上前のスナップショットは削除
環境
クラウド:Google Cloud Platform
スケジュールを作成
まずはスケジュールを作成してみよう。
GCPコンソール→Compute Engine→スナップショット
画面中央のパネル「スナップショット スケジュール」を選択して、「スナップショット スケジュールを作成」を押下。
とりあえず以下のように設定してみた。
名前:デフォルトのもの
リージョン:asia-northeast1(東京)
スナップショットの場所:asia-northeast1 (今回はソースと同じリージョンにした)
スケジュール頻度:毎日
開始時間:GMT18:00 - 19:00 (早朝3時~4時に取得したいため)
スナップショットの自動削除までの時間:8(日後)
削除ルール:8日より前のスナップショットを削除する。
VSSを有効化:なし(Windows OSではないため、チェックしない)
ディスクを関連付ける
スナップショット スケジュールを作成したら、スナップショットを取りたいディスクに関連づけよう。
GCPコンソール→Compute Engine→ディスク
スナップショット取得対象のディスクを押下
確認
GCPコンソール→Compute Engine→スナップショット
の画面にて以下のようにバックアップが取得できてた。
まとめ
何も参照することなく実装できたので、CLIでやるよりはるかに簡単でした。
一応こちらに詳細な説明があります。
スナップショット取得失敗の際にエラー通知させるには、別途Stackdriver Error Reportingの機能を利用する必要があるとのことだ。