最初に
- AWS上に構築したEC2に対して、mount-s3の設定手順を簡単にまとめたものとなります
- AWS CLIのインストールと認証情報は設定済みで進めます
- 設定までのため、マルチパートアップロードの確認やEBSとの比較検証は未実施です
- fstabの設定は後日追記の予定です
mount-s3とは
ゴール
-
Mountpoint for Amazon S3
を使用してAmazon S3バケットを一時的にローカルディレクトリにマウントし、ファイルのアップロードやダウンロードができること
設定手順
1. mount-s3をインストール
wget https://s3.amazonaws.com/mountpoint-s3-release/latest/x86_64/mount-s3.deb
sudo apt-get install -y ./mount-s3.deb
2. S3バケットをマウントするためのディレクトリ作成
sudo mkdir -p /mnt/mount-data
3. mount-s3コマンドを使用してS3バケットをマウントの設定
sudo mount-s3 mountpoint-s3 /mnt/mount-data
4. マウントしたディレクトリに事前にバケットにアップロードしたファイルがあるかを確認
注意:あらかじめ適当なファイルをアップロードした上で確認をしています
ls /mnt/mount-data
5. ファイルのアップロードとダウンロードの確認
ファイルのアップロード
echo "Hello, S3!" > /mnt/mount-data/hello
ファイルのダウンロード
cat /mnt/mount-data/hello
まとめ
- 設定自体はとても簡単にできました。
- ただし前述の通り実務に耐える速度が出るかはこれからのため、結論はもう少し先になりそうです。