1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

個人開発のMotoHubにGSC分析→SEO改善を実施した話

1
Last updated at Posted at 2026-03-15

個人開発のMotoHubにGSC分析→SEO改善を実施した話

はじめに

バイク中古・新車一括検索プラットフォーム「MotoHub」を個人開発しています。

サービスをリリースして数ヶ月、アクセスが伸び悩んでいました。広告費をかけずに新規ユーザーを獲得したい。そこで Google Search Console(GSC)のデータを分析してSEO改善を実施しました。

この記事では、分析の流れ・発見した課題・実施した改善内容をリアルに書きます。


GSCデータのエクスポート

まずGSCから以下の2つのCSVをエクスポートしました。

  • クエリ(どんなキーワードで表示されているか)
  • ページ(どのURLが表示されているか)

期間は直近3ヶ月。
スクリーンショット (85).png


現状分析

エクスポートしたCSVを分析した結果:

総クエリ数:    1,000件
総クリック数:    267回
総表示回数:  31,026回
平均CTR:       0.86%

表示回数31,000回に対してクリックが267回。CTR 0.86%は低すぎる。

スクリーンショット (86).png


3つの大きな発見

発見① 旨みゾーンに330クエリが眠っている

ポジション別にクエリを分類すると:

ポジション クエリ数 表示回数
1-5位 4件 19回
6-10位 63件 1,367回
11-30位(旨みゾーン) 330件 9,002回
30位以下 588件 -

11〜30位に330クエリが集中していました。あと少しで1ページ目に入れるキーワードが大量にある状態です。

スクリーンショット (129).png

発見② ショップ系キーワードが強い(ニッチ戦略が機能している)

レッドバロン久留米 在庫(CTR 12.96%)など、チェーン店舗名+在庫系キーワードのCTRが高いことが判明。

これはGeminiが提案していた「ニッチキーワード戦略」が実際に機能しているエリアでした。

キーワード 順位 表示回数 CTR
レッドバロン在庫一覧 10.6位 189回 1.06%
レッドバロン久留米 在庫 9.6位 54回 12.96%
レッドバロン 在庫 13.3位 50回 2.0%

発見③ モデルページがほぼ未開拓

URLタイプ別にページのパフォーマンスを確認:

ページタイプ 件数 クリック 表示回数
個別車両(/bikes/) 530件 600回 4,442回
ショップ(/shops/) 309件 450回 3,946回
エリア(/area/) 119件 125回 740回
モデル(/models/) 9件 9回 79回

モデルページがほぼインデックスされていないことが判明。ここが一番の伸びしろでした。


実施した改善内容

改善① title・meta descriptionの最適化

GSCで「表示されているのにCTR 0%」のキーワードを確認すると、タイトルに問題があることがわかりました。

スクリーンショット (130).png

before / after:

【before】車種一覧から探す - MotoHub
【after】バイク車種一覧・中古相場カタログ | 総車種数{N}種 | MotoHub

【before】地域から探す - MotoHub
【after】都道府県から中古バイクを探す | MotoHub

修正したファイル:

  • bikes/index.blade.php(meta description追加)
  • bikes/models.blade.php(titleとmeta description改善)
  • bikes/prefectures.blade.php(titleとmeta description改善)
  • bikes/show.blade.php(meta description改善)

改善② チェーン別ショップまとめページの新規作成

レッドバロン系キーワードが強いことがわかったので、チェーン別のまとめページを新規作成しました。

URL: /shops/chain/red-baron → 「レッドバロンの中古バイク在庫一覧」

// config/bike.php
'chains' => [
    'red-baron' => ['name' => 'レッドバロン', 'pattern' => 'レッドバロン'],
    'bikeo'     => ['name' => 'バイク王',     'pattern' => 'バイク王'],
    'bikekan'   => ['name' => 'バイク館',     'pattern' => 'バイク館'],
    'naps'      => ['name' => 'ナップス',     'pattern' => 'ナップス'],
    // ...
],

スクリーンショット (128).png

改善③ モデルページのSEO強化

最も伸びしろが大きかったモデルページを強化しました。

  • title改善:{車種}の中古バイク一覧・相場 | {件数}台掲載 | MotoHub
  • JSON-LD構造化データ(BreadcrumbList・ItemList)追加
  • 同メーカー他車種への内部リンク追加
  • 都道府県別リンクセクション追加
  • FAQセクション(FAQ構造化データ付き)追加

改善④ 駐車場ページのSEO強化

サイトマップに38,476URLある駐車場ページを強化。

  • 都道府県別ページ(/parking/area/{都道府県})を新規作成
  • BreadcrumbList JSON-LD追加
  • 「東京のバイク駐車場一覧」などのランディングページとして機能させる

サイトマップの再生成

改善後、新規ページをGoogleに素早く認識させるためサイトマップを再生成しました。

php artisan sitemap:generate

実行結果:

メインサイトマップ:       5,068 URL
SEOランディング:         34,162 URL
カタログ:                 1,247 URL
ショップ:                10,792 URL
駐車場:                  38,476 URL
モデルカタログ:            4,742 URL
車両詳細:               124,852 URL
---
合計:                   約21万 URL

GSCの「サイトマップ」から送信して完了。


改善後の所感

改善直後はGoogleへの反映に2〜4週間かかるため、まだ結果は出ていません。

ただ今回の分析で、「表示されているのに選ばれていない」というCTRの問題と、「モデルページがほぼ未開拓」という伸びしろが明確になりました。

広告費ゼロで新規ユーザーを獲得するには、まずデータを見ることが大事だと実感しました。


まとめ

個人開発でSEO改善するなら、まずGSCのデータを見ることをおすすめします。

今回やったことを整理すると:

  1. GSCデータのエクスポート・分析(クエリ・ページの2ファイル)
  2. CTR 0%のキーワードを特定 → title・meta description改善
  3. 強いキーワードを発見 → チェーン別ページを新規作成
  4. 未開拓ページを発見 → モデルページ・駐車場ページのSEO強化
  5. サイトマップ再生成 → Googleへの早期認識

結果は数週間後のGSCで確認します。


前回の記事:Cloudflare + Docker + LaravelでHTTP/3が原因でモバイルだけ通信エラーになった話
🏍 MotoHub: https://motohub.jp
X: https://x.com/motohub_jp
GitHub: https://github.com/ausssxi/MotoHub

1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?