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キャンプ10年弱、1周回ってわかった本当に必要なギア

Last updated at Posted at 2021-12-09

10年一昔

10年というと長いようで一瞬です、本格的にキャンプを初めて9年目のa2cです。

この記事はキャンプ Advent Calendar 2021 - Adventarの1日目です! Yoshi Yamaguchi (@ymotongpoo) | Twitterさん、企画ありがとうございます。

今となってはなぜ始めようと思ったのかきっかけも思い出せないがQoL向上の一環で手を出してしまったのだと思う。大きな事故などもなくこれまで過ごしてきた中で思うことは、初めて良かったという一言に尽きる。

TL:DR

いつかアップグレードしようと思って初めの頃に初心者モデルを買わずに最初から欲しい物を買っておけ

最高のキャンプ環境というものは存在しない。家族構成や本人の好みが変わるので何を揃えればいいというものではないということ。そのうち本格的な大型のギアを揃えていこうと考えているとするとその日は決してこないということ。周りを見てもキャンプ歴が長くなればなるほど必要最低限のコンパクトなものになる。デカイギアがほしいと思ったら、思ったときが買い時なので迷わず買って欲しい。
キャンプギアはリセール環境が良いのでデカイものを買っても大抵はメルカリれる。

~3年 最初期 グランピング期

キャンプを始めた当初は、いかに快適な環境を構築し過ごすかという事を目標にしていたと思う。超巨大なテントや、人数以上の椅子、テーブル。リビング、ダイニング、キッチン等のセパレートされたゾーニングを行い使い切れないバーナー類を取りそろせて、揚げ物やデザートなど家でもやらないようなことをキャンプ場で存分に楽しんでいた。何よりも必要なものは高いモチベーション、最初期にこそ可能な時間とコストを掛けまくって楽しでいた花形期。月2回以上キャンプに行き3泊も物ともしないそんな時期は3年も長続きしなかった。

この頃のメインギア スノピ ランドロック スノピ IGT スノピ 焚き火台L ユニフレーム キッチンスタンド コールマン スチームベルト

~6年 中期 ミニマイズ期

キャンプ場であるていど楽しんでいくと、自分が求めるキャンプ活動というものに求めるものが何であるかがおぼろげながら見えてきた時期、行く回数も減少してきて家族も一通り飽きてきてきている。無尽蔵にリソースを投下して重厚長大なキャンプ活動から一歩下がる時期。自分の考えるキャンプの魅力は、非日常を安全に楽しむこと。不便な環境に身をおいて日常のありがたさを実感する事を求めていると気づき、不便を解消するのはなく、ある程度の不便を受け入れその中で工夫しながら最低限の宿泊ができれば良いと考えが変わり始める。キャンプにおいて最大のイベントは食事であるがそこのコストを下げワンプレートの食事にしたり、バーナーの数を減らしレシピを工夫して、食事以外の時間を楽しめるように工夫するようになった。キャンプ場の散策や、子どもたちとの時間が取れるようになり時にはサウナに行く余裕も生まれ、キャンプサイトは質素になったが、より充実したキャンプ活動が行えるようになった。

テンマク サーカスTC BIG スノピ ワンアクションテーブル竹 モンベル 焚き火台 コールマン ノーススター

~8年 安定期 ソロ期

そして最近は家族で行くキャンプは年2回程度になってしまう。家族全体で10年以上一つのことに集中出来るのはかなりレアなのかもしれない。いろんなキャンプ上でも年配の方のソロ率は、日本におけるiPhoneシェアと同程度な印象がある。ファミキャンにはファミキャンの、ソロにはソロの全く別な楽しみがある。家族で行く際は子供の快適さや安全性を考慮してコンサバなギア選びになるが、ソロの場合は自分だけが我慢すればいい話なので尖ったギア選びが可能となるのはメリットなのかデメリットなのか・・

ソロキャンは気づけば月2ペースで続けている気がする。ファミキャンの回数は激減しましたがその中dメオ生き残ってるトップクラスのギアたちを紹介したい。

チェア

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スノピ ローチェア30
圧倒的座り心地、10年弱ヘビーに使っても全くガタつかず壊れ知らず
高くて重いけど、キャンプ場で圧倒的時間過ごす椅子の品質がキャンプの質を決めると言っても過言ではない。ソロキャンの荷物減らしたくても必ず持っていく1軍品

照明

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BALMUDA The Lantern

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GoalZero Lighthouse Micro
キャンプ場に持っていくもので決定的に変化があったものが照明、初めの頃はホワイトガソリンやCB缶のライトを多用していたが夜しか使わないのに結構嵩張るし超長時間使えない。燃焼系のライトは、色温度が低くとても雰囲気の良いサイトが演出される。近年発売になっているLEDは演色も高く色温度が低く設定されているものがあり特に上記2点のLEDランタンは、非常に満足度の高いLEDランタンで、おすすめ出来る。

敷物

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専用のグランドシートや、厚手のピクニックマット等敷物も紆余曲折しているジャンルの一つ
ソロでもファミリーでもつぶしが利くのが折りたたみ式の銀マット。よくある青い発泡スチロールにアルミが表面についているもの。これを地面に直引きしてその上にピクニックマット引いたり、テントのボトムにひいいたり非常に汎用性高い。コスパも優れていて壊れても大抵のDIYショップに売っているので入手性も高い。見た目がよろしくないので最下層に引いて上からカバーすれば快適な地面が出来上がる。

炎系

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文化たきつけと呼ばれる着火剤。多分日本で一番売れている焚付剤だと思われる。ジェル状の着火剤やおがくずを固めたもの等様々な着火剤があるが、入手性、値段、着火のしやすさ、燃焼時間のバランスが一番取れているのが文化たきつけだと思う。欠点は、長期保存は向かないので2ヶ月程度で着火性が下がる。

収納

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キャンプ場でのストレスのトップクラスが、小物を探す事。チャッカマンがない、調味料がない、ナイフがない。特になれない場なのでその場その場で小物の置き場所が安定してなくて結構行方不明になる。ヘリノックスのテーブルサイドストレージをスノピのローチェアの肘掛けにセットすることで小物たちの居場所が出来てストレスが大幅に低減した。ソロキャンでもファミキャンでも利用できる上、事前の準備段階からこのケースに入れてしまえば現地で即活用可能になるのも魅力

まとめ

10年近くやってきて、色々キャンプのスタイルが変わってきたもののその中で生き残っているギアを紹介しました。目立たないものだらけですが派手な単機能のものより多少高くても壊れなくて何処でも買えてサイズの割に貢献度が高いものが残っている印象です。
徹底的に不便を味わうことで日常の出来事に感謝出来るそんなキャンプライフを堪能しています。

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