オールドファンの皆さまコンニチワ
まつばらあつし でございます
今回は、ちと昔話をしてみようかなと思っております
ホンのちょい、おつき合いの程を・・・・・・・・
さて、今を遡ること20年ほど前のおはなし
当時(たぶん)九段下にあった「某Mac Fan」という雑誌の編集者のN君から
「まつばらさん、オモシロイお絵描きソフトあるんですけど、見に来ませんか?」と電話があった。
そのころ、すなわち1995年ごろ(だったと思うけど確信無し・ゴメン)、Mac誌とかに文章&お絵描きを寄稿していた、そう言われたんならオモシロがりに行こうと、ワタクシは「そんじゃ行くね」と、地下鉄に乗って行ったワケですよ九段下。
で、そこで見せられたのが「スマートスケッチ」というヤツ。地味なパッケージで、初対面は正直さほど興味が湧かない感じだったんですが、編集のN君が「これね、フツーにこうやって描くと、ほら、線がベクターデータになるンスよ」とか言ってるワケ。
いや、正直言ってワカンナイから。ナニソレそんなのできるわけないじゃん、とか言ったような記憶もあるが、とにかく実物をみた時にマジでびっくりしちゃったわけですよスマートスケッチ。
何だよコレ超ヒキョーなソフトだよな。こんな事できるんだスゲエなあ・・・。
という感じで完璧に引き込まれちゃいました。
というわけで、そのままパッケージごとお持ち帰りして、なんか数日触っていたら面白くなってきて、そこに追い討ちをかけるようにN君からの電話。
「で、まつばらさんレビューよろしく。2ページ・・・いや、4ページ行けますよね。じゃ、来週までにお願いしますね」とか言われちゃって、もう、逃げられない状態。モチロン書きましたよレビュー記事。Mac Fan誌に。
(イヤ実はその記事探して引用しようと思ってたんですけど、旧い記事が見つからないんで断念。昔のデータはSyQestのリムーバブルHDDのクラッシュと共に消えちまいました電子の彼方)
そんなわけでFLASHの元となった「スマートスケッチ」から20年ほど。この歳になっても未だ仕事でのお絵描きは「FLASH」&「Animate」なワケでございます。
ちなみにワタクシが、Mac Fan誌でスマートスケッチのレビュー記事を書いたのと同じ月に、たしかMacPower誌でまつむらまきおさんが、やはりスマートスケッチのレビュー記事を書いてたような記憶があります。まつむらさん元気かな。
まあ、20年以上前の事ゆえ、いろいろ記憶が曖昧になってるんですけど、敢えて今回は「ググらない」で記事を書いてみました。したがってナニカ間違ってるトコがあったら、教えてくださいね。
というわけで、おれたちゃ付き合いが長いんだぜという、としよりの自慢話でありました。
これからもよろしくねAnimate。
2016年12月4日 まつばらあつし(お絵描き屋さん&文字書き屋さん・時々ガッコの先生)