はじめに
Go言語では、インポートステートメントを使用して外部パッケージをプログラムに取り込むことができます。この記事では、Go言語でインポートされるパッケージに名前を割り当てる方法と、それによる違いについて説明します。
インポートステートメントの基本
Go言語では、インポートステートメントを使ってパッケージをインポートします。例えば、以下のコードはfmtとnet/httpパッケージをインポートしています。
import (
"fmt"
"net/http"
)
パッケージ名の割り当て
インポートされたパッケージには、デフォルトの名前が割り当てられますが、必要に応じて別の名前を割り当てることができます。例として、github.com/mattn/go-nulltype
というパッケージをインポートし、それにnulltype
という名前を割り当てる方法を見てみましょう。
import (
"fmt"
"net/http"
nulltype "github.com/mattn/go-nulltype"
)
この場合、コードの他の部分でこのパッケージを参照する際には、nulltype
という名前を使用します。
パッケージに名前を割り当てずにインポートする場合、デフォルトの名前が使用されます。
import (
"fmt"
"net/http"
"github.com/mattn/go-nulltype"
)
ここでは、デフォルトのパッケージ名はURLの最後のセグメント(ここではnulltype
)が使用されます。
まとめ
Go言語でインポートされるパッケージに名前を割り当てる方法は、インポートステートメントで明示的に名前を指定することです。名前を割り当てずにインポートした場合は、デフォルトの名前が使用されます。どちらの方法でも問題ありませんが、好みやコードの可読性に応じて選択できます。