はじめに
この投稿は PL-200: Microsoft Power Platform 業務コンサルタントの学習をした内容のメモです。
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AI Builder
ライセンス
AI Builder は月額課金制で、購入すると毎月クレジットが発行され、クレジット内でサービスを利用することができます。
AI Builder のライセンスはアドオンとして提供されるため、利用には別途 Power Apps などのライセンスも必要となります。
30 日間のトライアルも利用できます。トライアル期間終了後、一定の回数だけ期間を延長することができます。
無料試用版は Power Apps の画面上部のボタンから開始できます。
事前構築済みモデルとカスタムモデル
- 事前構築済みモデル
- 自身でデータからモデルを学習させる必要のない、あらかじめ学習済みのモデル
- Power Apps や Power Automate からすぐに利用できる
- カスタムモデル
- 独自のデータを学習させ、カスタマイズすることができるモデル
キャンバスアプリからの利用
モデルによって、コントロールとして配置して利用するものと、数式から利用するものがあります。
コントロールとして配置して利用する
例:名刺リーダー
- [挿入] - [AI Builder] - [名刺リーダー] をクリック
- [アプリのプレビュー] から名刺リーダーの [名刺のスキャン] より名刺画像ファイルのアップロード
- 名刺リーダーのプロパティから、読み取った項目を参照できます
- テキストラベルで表示すると、正しく読み取れていることが確認できます
数式から利用する
例1: 言語検出
- 左メニュー [データ] - [データソースの選択] - [AI モデル] より [言語検出] をクリック
- 確認用のテキスト入力とテキストラベルのコントロールを配置します
- テキストラベルに以下のような数式を入力します。
言語検出.Predict(【対象のテキスト】).Language
例:
言語検出.Predict(TextInput1.Text).Language
例2: 感情分析
- 左メニュー [データ] - [データソースの選択] - [AI モデル] より [感情分析] をクリック
- 確認用のテキスト入力とテキストラベルのコントロールを配置します
- テキストラベルに以下のような数式を入力します。
感情分析.Predict(【対象のテキスト】).Document.TopSentiment.Name
例:
感情分析.Predict(TextInput1.Text).Document.TopSentiment.Name
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