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PL-200 学習メモ (4) : キャンバス アプリ(リレーション、メディア、変数、検索)

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リレーション先のデータを追加

リレーションシップが設定されているテーブルも併せて編集することもできます。

リレーションシップが設定されているテーブルをデータソースに追加し、同様に一覧、詳細、編集画面を追加します。

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編集画面ではリレーションシップの列は自動的に対象のデータを選択するプルダウンになります。

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Animation3-2.gif

ポイント

  • 一覧画面のフィルタ

リレーション先の一覧画面に表示されるデータをフィルタするには Fileter 関数を使用します。

Items 欄:
Filter(【テーブル名】, 【条件】)

例:
取引先担当者一覧画面で選択された氏名と一致する旅費のデータにフィルタする場合
Filter(旅費,'取引先担当者 '.氏名 = ContactBrowseGallery.Selected.氏名)

フィルタした結果を並び替えるには Sort 関数と組み合わせて使用します。

Sort(Filter(旅費,'取引先担当者 '.氏名 = ContactBrowseGallery.Selected.氏名),発生日時,SortOrder.Descending)

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https://learn.microsoft.com/ja-jp/power-platform/power-fx/reference/function-filter-lookup

  • 編集画面のプルダウンのデフォルト値

プルダウンにデフォルトで選択されている項目は DefaultSelectedItems プロパティで指定できます。

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https://learn.microsoft.com/ja-jp/power-apps/maker/canvas-apps/controls/control-drop-down

プロパティを変更するためにはカードのロックを解除しておく必要があります。

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メディア

[メディア] タブに画像ファイルなどをアップロードすれば、数式内で参照することができます。

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変数

グローバル変数とコンテキスト変数

グローバル変数のスコープはアプリ全体で、変数の値はアプリの各画面で共有されます。

コンテキスト変数のスコープは各画面で、同じ名前の変数でも値はアプリの画面ごとに分離されていいます。

名前 スコープ 初期化の方法
グローバル変数 アプリ全体 Set 関数
コンテキスト変数 各画面 UpdateContext 関数

グローバル変数

グローバル変数は数式内で Set 関数によって作成できます。作成したグローバル変数は If 文などの条件式で使用することができます。

Set(【変数名】= 【初期値】)

image.png

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コンテキスト変数

グローバル変数は数式内で UpdateContext 関数によって作成できます。UpdateContext 関数では複数の変数をまとめて初期化できます。異なる画面で同じ名前の変数を定義できます。また Navigate 関数でも生成できます。

UpdateContext({【変数名1】:【値1】,【変数名2】:【値2】}...)

Navigate(【スクリーン名】,【画面遷移効果】, {【変数名1】:【値1】...})

使用例:各画面の項目の並び順を制御する変数

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※ 式が長くなって読みづらいときは [テキストの書式設定] ボタンから式を見やすく成形することができます。

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検索

レコードの文字列検索は Search 関数で行います。似ている関数に Filter 関数や LoopUp 関数があります。Filter は文字列以外の任意の条件で検索でき、LoopUp はヒットした行のうち最初の 1 行だけを返します。

名前 説明 書式
Search 文字列での検索 Search(【テーブル名】,【検索テキスト】,【列名1】,【列名2】...)
Filter 任意の条件で検索 Filter(【テーブル名】,【検索条件】)
LookUp 任意の条件で検索(最初の1行のみ) LookUp(【テーブル名】,【検索条件】

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PL200-4-2.gif

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