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Gemini Enterprise Agent Ready(GEAR)で学んでみた

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Last updated at Posted at 2026-08-04

はじめに

7/30(木)、31(金)の2日間、東京ビッグサイトにて Google Cloud Next Tokyo '26 が開催されました。その中で、Gemini Enterprise Agent Ready(※以降 GEAR)の情報を見かけたため、実際に触ってみることにしました。

GEARとは?

Gemini Enterprise Agent Ready の略称で、Google for Developers が提供するAIエージェントの構築・デプロイ・スケーリングに特化した開発者向けの学習プログラムです。

学習プラットフォームの実体は Google 公式の Google Skills であり、GEAR はその中のAIエージェント学習コンテンツを、特典付きで受講できる特設プログラムという位置づけになります。

このプログラムでは、エージェントの基礎概念から ADK(Agent Development Kit)を用いた開発、本番環境へのデプロイ、さらにはスケーリングまでを段階的に学べるロードマップが用意されています。
参加すると、Google Skills で利用できる学習クレジットが、毎月35クレジット付与されます。

教材はテキストや動画で学ぶ座学(コース)と、実際の Google Cloud コンソールを動かすハンズオントレーニング(ラボ)で構成されています。
コースはクレジットを消費せず受講でき、ラボで上記のクレジットを活用する仕組みです。

AIエージェントに関する実践的な知識とスキルを、公式の最新環境で学べる点が大きな特徴です!

GEAR で受けられる主な特典

単なる学習コンテンツの提供にとどまらず、開発者のキャリアやコミュニティ参加を支援する以下のようなプログラムも用意されています。

1. 資格取得サポート(Get Certified Program)

Google Cloud 認定資格の取得を目指す開発者向けに、最大9週間のガイド付き無料プログラムへのアクセス権が提供されています。ハンズオンラボや技術メンターシップを受けながら、資格取得と実践スキルの向上を同時に目指すことができます。

2. 専用コミュニティへの参加

Google Developer Experts(GDE)や他の開発者と直接つながることができる専用フォーラムや Discord サーバーが用意されています。開発時の疑問を質問・解消できるだけでなく、最新の技術情報や限定イベントの案内などを優先的に受け取ることができます。

参加登録の流れ

まずは、Googleアカウントでのログインと、GEAR への参加登録が必要になります(※今回はGoogleアカウントでのログインは割愛します)。

登録の流れ自体は非常にシンプルで、GEAR のトップページから、諸情報を登録するだけで完了します。

① Join GEAR ボタンをクリック

貼り付けた画像_2026_08_04_16_07.png

ここでGoogleアカウントでのサインインがされていない状態だと、ボタンのラベルが Sign in になっています。その場合はまずはサインインを実施しましょう。

② 諸情報の入力

image.png

以下の情報を入力・送信します。

  • 住所
  • 所属(会社名、学校名、フリーランスなど)
  • 職種
  • 氏名

③ 登録完了確認

image.png

送信が完了すると、画面がログイン後の状態に切り替わります。この段階で、Start with GEAR learning paths から、ラーニングパスを選択して受講することができるようになります。

ラーニングパスを受講してみた

お試しとして、エージェントの基礎概要が学べるラーニングパス Introduction to Agents and Google’s Agent Ecosystem を選択してみました。

以下は実際のラーニングパス画面です。
Google Skills で同様の画面を見たことがある方もいらっしゃるかと思いますが、ここからコースやラボを選択して受講していくという流れになります。

貼り付けた画像_2026_08_04_17_50.png

画像内のコースだと、最短10分、最長90分となっているので、時間の余裕や学びたいトピックに合わせて選択すると良いかと思います。

今回は以下の2つのコースを受講してみました。

  • GEAR: Introduction to Agents and Google’s Agent Ecosystem
  • Agent Fundamentals

受講してみて特に良かったポイントは以下の通りです。

  • 従来の会話型AIと、自律動作するAIエージェントの根本的な違いの解説があり、内容がスムーズに入りやすい
  • エージェントを形作るモデル、ツール、オーケストレーションの役割分担と連携方法が図解付きで説明されるので、構造を直感的に理解しやすい
  • 何でもエージェント化するのではなく、導入に向いている業務と避けるべきアンチパターンを見極める基準が分かる
  • 実装前の段階で押さえておきたい設計思想や全体像をひと通り網羅できる

また、コンテンツの進め方やシステム面に関しても触れておきます。

  • コースは短いテキストや動画、図解、クイズがセットになっており、テンポよく進められる
  • 各章の最後に選択式のクイズがあり、その場で正解と解説が確認できるので便利
  • 全編英語ではあるものの、図解が多くて文章も短めなので、翻訳機能を使えば普通に読み進められる(※言語選択で日本語は選択できるが、コースの中身は翻訳されないので注意...)
  • ポイントや連続学習日数が記録されるゲーム感覚の仕組みがあり、モチベーションの維持に役立つ

実際のクイズ画面のイメージです。
設問の具体例や解説については、ぜひご自身で受講して確かめてみてください!

貼り付けた画像_2026_08_04_20_52.png

その他知っておくと便利なこと

クレジットの確認方法

現在の残りクレジット数は、画面上の Home > Subscriptions から確認できます。
履歴セクションに Price $0.01 とありますが、課金されているわけではないのでご安心ください!

貼り付けた画像_2026_08_04_22_38.png

修了するとGoogle公式スキルバッジがもらえる

コースやラーニングパスを完了すると、Google公式のスキルバッジが発行されます。獲得したバッジは Google Developer Profile に自動で反映されるため、公開URLを発行して社外向けのスキル証明としても活用できます。

貼り付けた画像_2026_08_05_0_36.png

ヘッダーに表示される数値の意味

image.png

これは主に Google Skills 側の要素になりますが、概要はそれぞれ以下の通りです。

Experience Points(⭐️マーク)

動画の視聴、ラボの完了、クイズの合格など、学習アクティビティを進めるごとに自動で貯まるポイントです。また、このポイントの数で他の受講者と競い合えるリーグ機能があり、ブロンズから最高峰のダイヤモンドまで昇格していくランキング要素でモチベーションを維持できます。

Current Streak Count(🔥マーク)

1日に1回以上学習を行うことで増えていく連続学習日数の数値です。何らかの事情で学習できない日があると、、、0に戻ります。継続は力なり、です。

おわりに

今回は基礎概要のコースのみ受講してみましたが、AIエージェントの設計思想や基本構造など、実装前に知っておきたい全体像をキャッチアップするのにとても役立つプログラムだと思います。

また、コースやハンズオンでしっかり概念を理解してから、必要に応じてクレジットを使ってラボへ進める構成になっているので、初学者でも自分のペースで段階的に学びやすいコンテンツです!

こうした特徴を踏まえ、GEAR は特に以下のような方におすすめです!

  • 単にプロンプトを投げるだけでなく、自律動作するAIエージェントの仕組みや設計思想を学びたい方
  • Google公式のロードマップに沿って、AIエージェントの開発・運用フローを体系的にキャッチアップしたい方
  • 各種特典を活用しながら、モチベーション高く学習を進めたい方

登録は数分で完了し、コースによる学習だけでもかなり知識が身につくと思います。
AIエージェント開発の第一歩として、気になる方はぜひ参加してみてください!

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