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言い訳させてください。ほんの少しだけ、集中しすぎただけなんです。

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〜 ある日の回想 〜

9:50

カタカタカタカタ...

カタカタカタカタ...

カチカチ...カチカチッ

\ピロリン♪/

ビクッ

スクリーンショット 2026-07-28 9.51.21.png

ぼく「(あ、もうそんな時間...)」

カタカタカタカタ...

カタカタカタカタ...

9:55

チラッ

ぼく「(もうちょいいけるな)」

カタカタカタカタ...

カタカタカタカタ...

10:01

カタカタカタカタ...

\スッココ♪/

ビクッ

image.png

ぼく「」

なぜ、もうちょいいけるなと思ってしまうのか

通知を見て残り時間を確認したはずなのに、なぜか作業の手を止められない...
そんなとき、私たちの脳内では以下のような油断や思考パターンが渦巻いています。

  • 予定の時刻までまだ10分あるという余裕
  • 通知に対する意識の欠落
  • 欠落どころかそもそも通知を切っている
  • 仕掛中の作業のキリが良くない
  • 自分は遅刻なんかしないという絶対の自信がある
  • その気になれば Meet の参加画面には2秒で遷移できると思っている

心当たりが一つでもあった場合、今日から気合いで頑張って直そう!…と言いたいところですが、気合いでなんとかするのは難しい領域かもしれません。

人間の集中力や時間感覚は想像以上に貧弱なものであり、あと数分あるから大丈夫という油断や、作業を切り上げられない衝動を、意志の力だけで抑え込むのには限界があります(私もそうです)。

だからこそ必要なのは物理的な仕組みです!気合いに頼らず、ツールの設定で強制的に現実へ引き戻す環境を作っていきましょう!

「集中しすぎた」は脳の仕様なんです、本当なんです

本題へ入る前に、単なる開き直りだと思われないよう、なぜ気合いでは防げないのか、自分の身を守るべく調べてみました。

人間の脳は、処理する情報の量や、意識を向けている先の違いによって、時間感覚が大きく変わります。

「残り時間」に意識が向けば、脳はタイムアップまでの時間経過を慎重かつ丁寧に処理しようとしますし、強い緊張や焦りを伴う場面では、「時間の経過」に意識が向きがちなので、体感時間がとても長く感じられます。

反対に、ある出来事に没頭していたり、処理しなければならない情報量が大量にある場合は、「出来事・タスク」に意識が向くため、時間経過に対する処理が後回しになります。

image.png

話を冒頭の状況に戻すと、予定の10分前に通知を確認したとしても、その後に作業へ意識を戻した瞬間、脳の処理対象は時間からタスクへと完全に移ってしまいます。

すると、時間経過に対する認識が後回しになってしまうことから、自分ではほんの1〜2分しか経っていない感覚であっても、現実には5分、10分と時間が経過してしまう状態が出来上がります。

このように、集中時の時間感覚のズレは、脳の情報処理のメカニズムによるものであり、個人の注意深さや意志の力だけで防ぐことには限界があります。

言い訳をゼロにするツールを味方につけろ!

この記事の本題です。外部のツールや設定を味方につけて、強制的に意識を時間に向ける対策を紹介します!

1. Google Calendar の通知を多段設定にする!

初期設定は10分前の通知のみになっていますが、これが「まだいける」という余裕を生んでしまう原因の一つではないかと思います。
Google Calendarの設定(または予定作成時)から、通知を10分前だけでなく2分前、または1分前など多段設定にすることをお勧めします。

設定方法は以下の通りです。

設定 > マイカレンダーの設定 > 予定の通知セクション

貼り付けた画像_2026_08_03_16_56.png

または

特定の予定の作成・編集画面 > 通知セクション

貼り付けた画像_2026_08_03_16_54.png

10分前は予定に対する心の準備、2分前を仕掛作業の強制終了の合図とすることで、時間感覚のズレをリセットしましょう!

2. Google Calendar の予定の色分けで重要度を意識する

自分のみで完結する予定と、他者が関わる予定をカラーコードで分離します。
どうやら人間は赤色を見ると無意識に警戒モードに入るようで、カレンダーを見た際に色の情報で重大度を識別できるようになります。

image.png

上記の色はデフォルトのカラーパレット(トマト)から設定しましたが、最近使用できる色を増やす(カスタムカラーが追加できる)アップデートがあったみたいですね。

設定方法は以下の通りです。

特定の予定の作成・編集画面 > カレンダーセクション

スクリーンショット 2026-08-03 17.25.38.png

残念ながら Google Calendar の標準機能のみでは予定の配色の一括変更はできないようで、手動で変更していく必要があります。

3. Slack と Google Calendar を連携して、DM に直接リマインドを飛ばす!

ブラウザや OS からの通知は、作業画面に埋もれたり集中モードでミュートされたりしがちです。Slack の Google Calendar app から、予定の数分前に自分宛ての DM が届くよう設定しましょう。
未読バッジがつくことでも、作業中でも視覚的に気づきやすくなります。

設定方法は以下の通りです。
※アプリが有効化されていない場合は、まず有効化の上で設定に進んでください

Slack App > Google Calendar > ホーム > Settings > Notification Preferences > Event reminders sent...

スクリーンショット_2026-08-03_18_42_51.png

4. Slack のリマインダー機能でさらに通知を送る!

絶対に遅れられない予定に対して、Slackbotに個別にリマインドを頼む方法です。
任意のチャンネルのチャット欄に以下のコマンドを打ち込むと、指定した時間に自分宛の個別のメンション通知を飛ばすことができます。

/remind me {通知したい内容} at {通知したい時間} 

例えば、

/remind me 日本vsブラジル戦見逃さないように起こして at 1:50

のようにコマンドを入力すると、リマインダーが設定され、指定の時間に通知が飛んできます。個別に宛先を指定しなければ、他のメンバーへの通知は行われません。

スクリーンショット 2026-08-03 19.14.15.png

リマインダーでの時刻の指定方法は様々なバリエーションがありますが、いくつか例をピックアップします。

① 絶対時間で指定する場合
/remind me 役員MTG at 14:59(今日の14:59)
/remind me 役員MTG at 3pm(今日の15:00)

② 相対時間で指定する場合
/remind me MTGに参加する! in 7 mins(今から7分後)
/remind me MTG in 1 hour(今から1時間後)

③ 繰り返しで指定する場合
/remind me 朝会! every weekday at 9:58(平日の毎日 9:58)
/remind me 定例MTG every Monday at 12:55(毎週月曜日の 12:55)

④ 日付を指定する場合
/remind me MTG at 9:55 on tomorrow(明日の9:55)
/remind me MTG at 13:00 on Friday(今週金曜日の13:00)

5. Google Chrome の拡張機能で Meet 起動までの時間を短縮!

通知には気づいたけれど、カレンダーのタブをどこで開いたか探しているうちに時間が過ぎた、参加URLを探すのに手間取ったという数秒〜数分の遅れも命取り!という方にはおすすめかもしれません。

拡張機能をインストールして Google Calendar と連携すると、拡張機能からカレンダーの予定を参照できるようになります。
予定内の Meet のアイコンをクリックすると、そのまま MTG の入室画面に遷移します。

スクリーンショット 2026-08-03 20.10.48.png

ただ、このアイコンの当たり判定が小さく、ちょっとズレるとカレンダーの該当の予定が展開されるので、あまり使い勝手は良くないというのが正直な感想です。

おわりに

気になった設定やツールがあれば、ぜひ今日から取り入れてみてください!

ツールをフル活用して、遅刻の恐怖から解放された快適なエンジニアライフを自分の手で作っていきましょう!

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