ノンデザイナーズ・デザインブック をデザイナーにお勧めされたので読んでみました.
ソースを書くときにも意外に意識していそうなものがあったので,
自分なりの理解を含めて軽く紹介します.
ノンデザイナーズ・デザインブック
デザインの「4つの基本原則」について説明されています.
ロングセラーらしいので,いい本なんだと思います.
- 近接
- 整列
- 反復
- コントラスト
近接
意味の近いものをグルーピングします.
ソースコードでは,関数化するまででもないものでも,一区切りのものに対して空行を入れて対応したりします.
整列
すべてが意図を持って配置されなければならない.
一貫性のあるフォーマッタが近い感じがします.
インデント以外にも書き方が揃うことで,同じ意味であることを強調できると思います.
反復
全体を通した一貫性を保つこと.
一貫性なので,整列で書いてしまったのですが,あえて言えば,同じものを同じように書くこと.でしょうか.
インデントなどが共通化されるのは良いのですが,
意識して同じものを同じように書かなければ本当の一貫性を保つことができないことがあります.
例えば,関数定義や変数定義の順番などです.
lint ツールで保証したりすることもあるでしょう.
コントラスト
違うものを違うとわかるようにする.
逆に同じものを同じように書くこととも言えるかもしれません.
共通化した残りの部分が,強調されていると考えても良いかもしれません.
ソースコードだと,エディタによる色付けも近いかもしれません.
まとめ
最初に読もうと思ったときに想定していたのと違う発見がありました.
何かの参考になれば幸いです.