1
0

More than 1 year has passed since last update.

Azure Functionsを用いたサーバーレスなTwitter botを開発してみた(その4、Pythonのバージョンを上げる)

Posted at

これまでのお話

前回の記事はこちら。

開発当初、Python 3.7 で開発していたのですが、さすがに時代遅れになってきたので 3.9 にアップデートします。

ローカル開発環境のアップデート

Python 公式ページからダウンロード・インストール

Python の公式ページからインストーラをダウンロードしてインストールしてください。

今回は2022.3.21時点で 3.9 の最新である 3.9.11 をインストールしました。

Azure Functions は 3.10 系はまだ未サポートなので 3.9 系にしています。

Microsoft Store からのインストール

Microsoft Storeからもインストールできます。マイナーバージョンは指定できません。

Azure Functionsのアップデート

公式ページの手順に従って行います。

Azure CLI インストール

Azure Portal は Python のバージョンアップをサポートしていないようなので Azure CLI をインストールします。
こちらを参考にインストールします。

Azure CLI でのアップデート

まずはコンソールを立ち上げてログインします。次のコマンドを実行すると、Webブラウザ経由で Azure にログインします。

> az login
A web browser has been opened at https://login.microsoftonline.com/organizations/oauth2/v2.0/authorize. Please continue the login in the web browser. If no web browser is available or if the web browser fails to open, use device code flow with `az login --use-device-code`.
...

後は公式の手順で実行するだけです。

linuxFxVersion を確認します。次のコマンドを実行したレスポンスの中に情報があります。私の環境では "linuxFxVersion": "PYTHON|3.7",でした。

> az functionapp config show --name <function_app> --resource-group <my_resource_group>

次のコマンドで更新します。今回はLINUX_FX_VERSIONpython|3.9にして実行しました。公式ページは小文字でpythonとしていたのでそれに倣っています。

az functionapp config set --name <FUNCTION_APP> --resource-group <RESOURCE_GROUP> --linux-fx-version <LINUX_FX_VERSION>

実行するとレスポンスが返ってきて、無事に"linuxFxVersion": "python|3.9",になっていました。

まとめ

地味な作業ですがサービスを運用していく上では大切なことだと思います。まだサービス運用前なのでワークフローにテストが入っていませんが、まじめにやるとそれなりに大変でしょうね。

今回は見送りましたが、 Azure Functions 自体のバージョンアップのやり方もまとめたいです。

1
0
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0