概要
こちらの記事にもある通り、技術力を上げるためにエンジニアに関する書籍や技術書を1か月に1冊読んでいます。
今まで読んだ本はこちら
・2冊目(Docker系)
・3冊目(読みやすいコードの書き方)
今回の書籍
Qiitaで技術書のおすすめを探している時に面白そうだなと思いすぐ購入しました。
今回は技術書ではなく、仕事をする上で使える思考法が詰め込まれている本にしました。
それがこちらです。
元々三流のプログラマだった著者が、マイクロソフトで一緒に働く天才エンジニア達の仕事ぶりを見て、発見した思考法をまとめています。
思考法に到達するまでの背景も体験談付きでとても読み進めやすいです。
仕事で活かしたいもの
読んでいる中で仕事に活かしたい思考法があったので下記にまとめます。
エラー時の対応
事実を1つ見つける→仮説をいくつか立てる→検証
※思いつくままに試行錯誤するのは悪
理解に時間をかける
・どんなに頭がいい人でも理解に時間がかかる
・調べながら使うよりも、調べずに使えるように理解する方が最終的な生産性は高くなる
理解の定義
1.説明可能
2.応用可能
3.いつでも使える
メンタルモデルを作る
メンタルモデル:考えの偏りをなくすために、理解→予測→解釈を行い新しい状況に適用するための自己の心の中のイメージや理論
これはまだ自分には無いので調べて作ろうと思う
Be Lazyのマインド
より少ない時間で価値を最大化する→時間を固定化して、成果を最大化
失敗を恐れない
・早いうちに失敗することが、後の大きな失敗を減らす
・失敗を批判しない雰囲気作り(マネジメント側になったらやりたい)
コードの読み方
端から端まで読む→構造理解を心掛け脳の負荷減らす
マルチタスクをやめる
最終的な生産性は40%低下、時間は50%増加する
・1つのタスクをやると決めたら、作業中は他のタスクはやらない
・30~1時間の時間を割り当て、切り上げる時はメモを残してすぐに再開できるようにする
記憶力・理解力の向上方法
・後で人に説明するのを前提で学ぶ・聞くを行う
・技術ブログは既存のコードのコピペではなくアレンジして載せるようにする
コミュニケーションの極意
相手の意見を否定しない
ワークライフバランス
・定時で上がる意識を持ち時間内の成果を最大化→学習の時間を増やし長い目での効率化
脳の疲労をためない方法
・5~10分の瞑想
・ディスプレイから離れる時間を作る
・睡眠時間の確保
人間は同じことに4時間以上集中できない
人生をコントロールする感覚
×成功が幸福をもたらす
〇幸福が成功をもたらす
幸福感を感じやすい環境作り
1.部屋をきれいに片付ける→何かをしたら完了するまでやる
2.運動をしてテストステロン出す(しんどいのは続かないからできる範囲で)
まとめ
このように当たり前のことかもしれないが、つい忘れてしまっていることが多々あった。
これらを意識して毎日過ごすことの積み重ねが自分の将来を作るということが分かった。
全部一気にできなくても良い、ちょっとずつでもいいのでここに書いていることを読み返しながら日々過ごしてみようと思う。
すぐにできる部屋の整理や運動はやってみたが頭がすっきりする感覚があったのでおすすめ!
仕事で大事にしたいのは、理解の範囲を拡大すること・やみくもに試行錯誤しないこと