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クラウドを使っている中小企業の多くが一度は感じる悩み——「AWS、思ったより高い」。
毎月届く請求書がなぜかいつも予想より多い。スケールアップしたまま戻し忘れた、転送量が想定外だった、リザーブドインスタンスの計算を間違えた……理由は様々ですが、従量課金の怖さは使い続けるほど身に染みます。
この記事では、AWSと固定料金のVMサーバーレンタルを同一スペックで年間コスト比較し、どちらが自社に合っているか判断する材料を提供します。
比較条件
構成: 4コア / 8GB RAM / 100GB SSD / 常時稼働(24時間365日)
| 項目 | AWS EC2 | VMサーバーレンタル(AS LINK) |
|---|---|---|
| インスタンスタイプ | t3.xlarge(4vCPU/16GB)※近似 | スタンダードプラン(4コア/8GB/100GB) |
| 料金体系 | 従量課金 | 月額固定 |
| 月額費用 | ¥25,000〜¥35,000(変動) | ¥17,600(固定) |
| 年間費用 | ¥300,000〜¥420,000 | ¥211,200 |
| データ転送料 | 別途(GB単位で課金) | 込み |
| サポート | 別途有料プラン | 日本語メールサポート込み |
年間差額: 最大約¥200,000の削減
AWSが高くなりやすい理由
1. 転送量課金
EC2からインターネットへのデータ転送は0.114 USD/GB(東京リージョン、2026年時点)。月100GB転送するだけで約¥1,700/月、年間¥20,000以上になります。
2. スペックの戻し忘れ
負荷テスト中に一時的にインスタンスをアップグレードして、そのまま3ヶ月放置……という事故は珍しくありません。
3. 付随サービス費用
RDS(データベース)、ELB(ロードバランサー)、S3(ストレージ)など、本体以外のサービスが積み重なります。
4. リザーブドインスタンスの複雑さ
1年・3年契約の前払い割引を使えば安くなりますが、計算が複雑。間違えると損をします。
VMレンタルのメリット・デメリット
メリット
✅ 毎月同額 — 経理処理がシンプル、予算管理が楽
✅ データ国内完結 — 大阪IDCのみ、海外転送なし
✅ 日本語サポート — 問題発生時に日本語で対応
✅ IT導入補助金適用可 — 実質負担を大幅削減可能
デメリット
❌ グローバル展開には不向き — 多リージョン展開はAWSの方が柔軟
❌ マネージドサービスが少ない — RDS等の付随サービスは自己管理が必要
❌ スケールアウトに時間がかかる — 突発的な大量アクセスへの即対応は難しい
どちらを選ぶべきか
VMレンタルが向いている企業
- 従業員50名以下の中小企業 — 予算が限られ、固定費管理を優先したい
- 常時稼働の業務システム — Webアプリ、社内ツール、DBサーバーなど
- データを国内で管理したい — 医療・法律・会計・金融など
- IT補助金を使いたい — 補助後の実質負担を最小化したい
AWSが向いている企業
- 急激なトラフィック変動がある — Eコマース、キャンペーンサイト等
- グローバルサービス — 多リージョン展開が必要
- マネージドサービスを多用 — RDS、Lambda等を活用した開発
まとめ
| 用途 | 推奨 |
|---|---|
| 社内Webシステム・業務アプリ | VMレンタル |
| ECサイト(トラフィック変動大) | AWS |
| 開発・ステージング環境 | VMレンタル(コスト重視) |
| AI/MLワークロード | ケースによる |
| データ国内管理が必要 | VMレンタル |
固定費での予算管理を重視し、日本国内でデータを管理したい中小企業には、VMサーバーレンタルが年間コストと運用シンプルさの両面で有利です。
この記事は株式会社AS LINKが提供しています。大阪市北区曽根崎のIDCからVMサーバーを月額¥17,600〜(スタンダードプラン)で提供中。詳細はこちら