今日は話題のAIを使って作業効率が向上できるツールを8つ紹介します。すべて海外からのウェブアプリケーションになりますので、ほとんど英語かGoogole翻訳で翻訳して使う事になります。日本語のユーザーでも使えるものと使えないものに分かれたので紹介していきます。
1.PDFGPT
サイト:PDFGPT
PDF解析ツールになります。解析したあとはチャット形式で文章の内容を回答してくれれます。
使い方
- PDFGPTにGoogleアカウントを使ってログインする
- HomeタブをクリックしてPDFファイルをドロップする
- PDFGPTがPDFファイルを解析してサマリーを作成してくれる
試した感想:
現在はアクセスが多すぎて無料の範囲ではサービスを提供していないため、使えませんでした。デモを見たところ、長い論文も解析して、自分の質問(例えば、時系列で出来事を並べて。とか、○○事件にかかわった人物を紹介して、など)に答えてくれるのでかなり役に立つと思います。
2.Parrot AI
Parrot AIとは音声ファイルや動画ファイル、もしくはZoomミーティングの音声をテキストファイルに出力してくれるAIツールです。
試した感想:
実際に動画を上げて試してみましたが、英語でしか音声の解析ができないようなのでなかなか活用する場面が出てこなさそうです。しかし、無料でGoogleアカウントを使って試しすことができるので、今後の日本語への対応に期待!
3. Adobe Enhance
クリエイターの必須ツールのIllustratorやPhotoshopを提供するAdobeから音声のクオリティを向上させてくれるAdobe Enhance AIが誕生!
使い方:
- Sign UpボタンからGoogleのアカウントでログインする
- 音声ファイルをドロップする
- 音声クオリティが修正されたファイルが出力される
使ってみた感想:
これで部屋のエコーや、車のノイズなどが取り除かれてスタジオで録音した環境に近い音声が手に入ることができました。素晴らしい!iPhoneのボイスレコーダーのノイズ削減の機能よりも優れているかと思います。
4.invideo.io
テキストから動画を作成してくれる動画作成ツールになります。動画のストックも有料サービスを使えばかなり増えるようです。また、作成した動画に音声を追加することもできます。例えば、アメリカで役に立つ知識の紹介と入力すると、AIが生成したリストが出力されそれに合わせた動画とBGMを作成してくれます。
使ってみた感想:
入力したテキストから、AIが文章を作成してくれてそれに合わせた動画を作れるのは素晴らしいが安っぽい感じが否めないです。これに自分の音声を追加してテキストを修正してやっと人間らしさが追加できそうです。使い方によってはかなりの時間削減になりそうです。音声は日本語に対応したテキストスピーチの機能のあるので面白いです。
また、作った動画を出力するには有料アカウントでないといけないので、有料のサービスとして使うことになります。
5.perplexity.ai
perplexity.aiはAI検索エンジンで、ChatGPTとMSソフト社のBingサーチエンジンのテクノロジーが使用されています。
検索結果をもとにフォローアップの質問ができる部分はChatGPTと同じです。
使ってみた感想:
データの信ぴょう性を確認するために情報源を一目で確認できないこと、リソースとなるのURLがクリックしないと見れない部分は個人的に好きではありませんでした。しかし通常の検索エンジンにはない、フォローアップで検索できる機能は今後のブラウザでデフォルトでついてきても良いかなと思いました。
モバイルのアプリのあるのですが、検索結果が表示されるまで数分かかりました。
現在は日本語に対応していないので、楽しみ待っておきます。
6.Stable Diffusion(おすすめ)
Stable Diffusionはテキストから画像を生成してくれるAIツールになります。登録不要でホームページからそのままテキストを入力するだけなのでとても簡単に使えます。
使ってみた感想:
下記に、金髪のおじさんがPCをもって笑っていると入力した結果です。
なんとも惜しい結果に。。(金髪じゃないと、ね。)
では同じリクエストを英語にしてみました。
イエス!イエス!イエス!
ではアジア人にします。
これは素晴らしい!面白くてずっと使えそうです。
7.Magic Eraser
Magic Eraser:マジックイレーサーも登録不要で簡単に画像にある物体を消してくれるツールになります。
家の不要な家具を削除したい場合や著作権のあるものを除いた写真が必要になったときなどに使えそうです。
使ってみた感想:
簡単にオブジェクトを取り除けるのでサクッと作業をしたい場合に活用できそうです。悪い部分は特になさそうかな?
8.Prime Voice
Prime Voiceは入力したテキストを読み上げてくれるサービスを提供しています。しかしただのテキストスピーチではなく、より本物の人間が読み上げるものに近い、なめらかなテキストスピーチを実現することができます。
さらに!自分の音声を録音して、自分の声を使ってテキストスピーチを作成することができます。これって。。音声認識の犯罪や、電話での詐欺につかわれちゃいそうですよね?
試してみた感想:
確かに英語でのテキストスピーチの機能はまるで人が読み上げているようなクオリティでした。しかし、日本語を入力すると外人が読み上げた音声になり面白くなってしまいました。さらに漢字が読めないようで使い物になりませんでした。
自身の音声を使う機能は有料になるので使いませんでした。
まとめ
日本語に対応したアプリケーションは少ない印象でした。またアメリカのニュースでアーティストやライターがプロテストをしているようにAIは単純作業からクリエイティブな仕事まで置き換えることが可能になってきていることが実感できました。
しかし、これらのプログラムのメンテナンスや開発は人間が行う事になるので今後の需要が期待できると思います。