##はじめに
Railsチュートリアルを進めていく中でちょくちょく見かけた「spring」という単語。テストエラーに困ったときに$spring stop
,$spring start
とすると上手くいった時があったのですが、そもそも「spring」というのが何なのか分からなかったので調べてみました。
##Springとは
アプリケーションをバックグラウンドで実行し続けることによって開発をスピードアップするRailsアプリケーションプリローダーとのこと。
バックグラウンドとは
背景という意味。複数のウィンドウが実行されている場合に、奥にあるウィンドウや見えないところで動作することを指す。
プリローダーとはpre(前に)loader(ロード)、つまり前もってロードしておくという意味。
2回目以降のbin/rails,bin/rakeのコマンドの時間を短縮することができ、アプリケーションの開発効率を上げることができる。
たしかに$rails test
をする時最初は結構時間が掛かるけど、2回目以降は早い…。陰ながらアプリケーション開発を支えていてくれてたのですね。
##使い方
Rails 4.1 以降であればデフォルトでGemfileに'spring'が書かれているようです。つまり、$bundle install
のコマンドを実行してしっかりインストールできれば基本的にこちらは何もしなくても大丈夫。
##最後に
今回はspringについて調べてみました。僕と同じ疑問を持った初学者の方に少しでも役に立てれば幸いです。
Rails tutorialを進めていく上で分からないところ、自分で整理したいことを他にも記事にしているのでよかったらぜひ。