備忘録記事
※初心者の記事ですので、分かりにくい点や解釈違いがあるかもしれません(コメントで優しく教えて下さい...)
目次の3番からsambaをインストールしていくので、Ubuntuインストール済みの方はそちらへ...
目次
1.はじめに
2.PCにUbuntuを入れるわよ
3.sambaの各種設定
4.IPアドレスを固定する
5.Windowsからsambaにアクセスする
6.Ubuntuのノパソをスリープ状態にさせない
7.さいごに
参考サイト
1. はじめに
〜ある日〜
必要のないPCができたし、Win消してLinux・・・・初めてだしUbuntuを入れてみよう!
入れてみたけど、何ができるかな?Google先生!!!
てなわけでファイルサーバーを作ることにしました。
ファイルサーバーを作る記事がsambaのGUI操作でやるものが多くて、コマンドのみでの作成に苦労しました...(現在GUIでのサポートは終わってる)
前書きなんてどうでもいいですね、、。では始めていきましょう。
2. pcにubuntuを入れるわよ
さてさてお待ちかね、Windowsちゃん消し飛ばしちゃいます。
Ubuntuの公式サイトからOSを落としてきてDVDに焼きます。(ホントはCDに焼きたかったけど容量足りなかった...)
ファイルサーバーにするPCにDVDを装着!
F2を連打アア〜〜〜!!BIOSに入ります。
BootのタブからDVDを優先順位1にしてあげます。
Exit!
再起動がかかります。
後はUbuntuをインストールするだけです。
3. sambaの各種設定
ターミナル(端末)を起動します。
まずは最新の状態にしますsudo apt update
とsudo apt upgrade
を実行
sambaのインストールsudo apt install samba
ファイルを共有するディレクトリの作成mkdir /home/share
ディレクトリとファイルの権限変更sudo chmod 777 /home/share
共有フォルダの情報をsambaの設定ファイルに書くvi /etc/samba/smb.conf
以下を追記
[share]
path = /home/share
guest ok = yes
browseable = yes
writable = yes
read only = no
sambaユーザーを作成します
sudo adduser guestshare ←Linuxのユーザ作成
sudo pdbedit -a guestshare ←sambaユーザの作成
sambaの設定が終了したら再起動service smbd restart
& service nmbd restart
これで完了です。
(何時間もかかったのにまとめたらこんなに簡単に出来てたなんて...)
4. ipアドレスを固定する
毎回IPアドレスが変わっちゃうと接続できるものもできないので、固定しましょう。
ip address show
で利用可能なネットワークアダプタ名を見る。
1: lo:
2: eth:
3: wlan0:
↑こんな感じで出るので、使いたいアダプタとIPアドレス(inetの部分に記載されている`192.168.___`)をメモ
今netplanにあるyamlファイルを確認するls /etc/netplan
これから作成するyamlファイルは、既存のものよりも後に読み込まれる必要があります。
01-....
ファイルが存在していたので、今回は99-network-config.yaml
を作成してみます。
sudo vim /etc/netplan/99-network-config.yaml
そこに、このように記載
network:
version: 2
renderer: networkd
wifis:
インターフェース名: 👈さっきメモしたアダプタ名
dhcp4: false
dhcp6: false
sddresses: [IPアドレス] 👈①
gateway4: デフォルトゲートウェイのIPアドレス 👈②
nameservers:
addresses: [DNSサーバアドレス] 👈③
access-points:
"SSID": 👈wifi名
password: "パスワード" 👈wifiのパスワード
(tab使用❌👈私は引っ掛かりました。。)
①さっきメモしたIPアドレス・・・を書きたいところですが、他のデバイスと重複する可能性があるので、最後の部分を大きめに書きます(ex.もし[192.168.1.10]だったら[192.168.1.200]等にする)
②デフォルトゲートウェイのIPアドレスをip route show
で調べて書く(これは[ ]が使われてないので注意)
③私は[8.8.8.8]を使用しました。プロバイダのDNSを使うべきか、パブリックDNSを使うかはお好みで。(参考サイト:https://www.rworks.jp/system/system-column/sys-entry/21619/)
最後にsudo netplan apply
と打ち適用させる。
(エラーが出る場合はインデックス(空白の数や行の頭が揃っているか等)を確認すると良いかも👈私のエラーの原因)
これで固定は完了しました。
5. windowsからsambaにアクセスする
Windowsエクスプローラを開きます。
エクスプローラ左項目のネットワークを右クリック・ネットワークドライブの割り当てを選択。
割り当てるドライブ名を指定し、共有フォルダ名を「¥¥IPアドレス¥共有フォルダ名」の形で指定します。(つまり今回は「¥¥192.168.1.200¥share」)
上手く行けば、ユーザー名とパスワード入力画面に行けます。
こちらのサイトの最下部を参照した方が写真付きで見やすいです:https://www.pc-koubou.jp/magazine/10062
ファイルサーバー完成!!!
6. ubuntuのノパソをスリープ状態にさせない
せっかくファイルサーバーにしたのに、蓋を閉じたり放置しててスリープになったら困りますよね。
スリープしないようにしましょう。
①蓋を閉じた時にスリープさせない
端末でsudo vi /etc/systemd/logind.conf
を打ち、ファイルを編集します。
以下を最下部に追記します。
HandleLidSwitch=ignore
②放置してスリープさせない
端末で以下のように打ちます
sudo vi /usr/share/gdm/dconf/90-debian-settings
※90-debian-settings
部分名称は各PCによって変わるのでdconf内のファイルを自分で確認して下さい。(一般的には99-local-settings???(他の記事を見てたら))
そこに以下を追記します
[org / gnome / settings-daemon / plugins / power]
sleep-inactive-ac-timeout = 0
sleep-inactive-battery-timeout = 0
(/etc/gdm3/greeter.dconf-defaults
にも記載が必要な場合があります。私の場合は既に反映されていました。)
7. さいごに
無事にファイルサーバーを立てれたでしょうか。
最初はテンション高かったけど、低くなったねって?すみませんコミュ障が出てきたんです...
以上で終わりです。最後まで読んでくださりありがとうございます!
この場をお借りして、トラブルシューティングを手伝ってくれた友人に感謝感謝...ハッピースマイル!
参考サイト
samba関連:
https://www.pc-koubou.jp/magazine/10062
https://engineer-ninaritai.com/linux-file-share/
IPアドレス固定関連:
https://office54.net/iot/linux/ubuntu-ipaddress-netplan
https://www.mulong.me/tech/linux/netplan-wifi-static-ip-ubuntu/
https://symfoware.blog.fc2.com/blog-entry-914.html
https://www.rworks.jp/system/system-column/sys-entry/21619/
スリープにしない:
https://nisshingeppo.com/ai/ubuntu-nonsleep/
https://qiita.com/ikesama200/items/f595293de82ddc9fa3f1