はじめに
2023/6/4、33年ぶりの英検、英検2級を受けて、一次で玉砕しました。
リーディング、リスニングは合格点。
余裕でいけるだろう、と思っていたライティングで玉砕。
そして。
2023/10/8、再度英検2級にチャレンジ、無事一次突破。
2023/11/12、二次試験にチャレンジし、無事合格しました(゚∀゚)

最初の試験は、ほぼ英検対策なしで受検。
やっぱり、試験の合格には、ある程度は戦略が必要ですね。
英検よりTOEICだとか言われてますけど、やっぱり勉強になりますよ、英検。
少なくとも、僕の周りの英語学習者で、英検をバカにする人はいないですね。
英検2級は、高校卒業レベル。
ってことは、大学入試レベルか。そう聞くと、そこそこのレベル?
というわけで、英検をおすすめする記事です。
英語を勉強してシステム屋なら損はないし。
まあ、最近は翻訳機とか、いろいろあるので、英語なんて別にしゃべれなくてもー、という意見は多いんだろうね。
先日、英会話の先生に「忘年会やるから、よかったらおいでよー」と誘われて行ってきた。
先生以外、全員知らない人w。半分以上外国人。
たまたまとなりに座った人が僕と同じ音楽好きで、しかもギターも弾くとのことで、いろいろお話できた。もちろん僕はつたない英語だったけど、やっぱり翻訳機挟んでいたら会話のタイミングも失うし、冗談もリアルタイムで言えないし。
自分の言葉でコミュニケーションを取れるって、やっぱりいいと思うよ。
こんな人です
Webアプリ屋、現在4社目。
中学、高校、大学、英語は苦手でした。
っていうか、嫌いでした。
30点、40点あたりまえだったような。
英語を再度勉強しようと思った理由はただひとつ。
好きな外国のミュージシャンと、ライブ後のサイン会とかでライブの感想を伝えたいから。MCで何話してるか知りたいから。
仕事で英語を使う気はさらさらないです。
2011~2016年、有名な「ESLPod.com」をiPodで毎日聴いていた。週2回、新エピソード、そしてちょっとした英語のストーリーも毎週追加。無料だし楽しかったんだけど、2016年から有料化したんだよね。ちょっとお値段高いので、聴くのを止めてしまいました。まあ月29ドルだから、べらぼうに高いわけじゃないんだけど。大好きでした、ジェフ、ルーシー。
とあるアーティストが2015年に来日して、大阪、東京でそれぞれ2公演ずつするんだけど、初日の大阪の1stステージ終了後のサイン会で「2ndステージも見るし、東京ももちろん行くし、全部行くよ!」と英語で話したら「わーお」とドン引きした顔をされ、他のメンバーも「マジかよ」って困惑の表情を浮かべていたのは憶えている。とはいえ、意図が通じたのはうれしかった。
当時はESLPod.comくらいしか聞いていなかったけど、とにかく気持ちを伝えたくて、がんばったなあ。
ESLPod.com亡きあと、しばらくは特に英語の勉強はしていなかったんだけど、たまに英語学習の本を読んだりしたかな。
英語に対する考え方を、劇的に変えてくれた本はこれ。
字も大きいので、さらっと30分くらいで読めてしまうと思いますが、英語に対するハードルを下げてくれるので、一度読んでみるといいと思います。
2019年から英会話教室に行ってます。毎日の宿題/課題も特になく、ゆるい感じです。ただ、月-木毎日通ってます。コロナ前は金曜日も授業あったんだけどね。月9000円くらいで、平日に週4回受講可能。
授業後、帰りの地下鉄の中で、会話した内容をノートに書いてます。
2021年から、NHKラジオの英会話の番組聴いてます。最近はスマホのNHKラジオアプリで聴けるので音質もキレイです。AM6:00~AM7:00まで4番組。PM12:15~PM12:40まで2番組。テキストは買わず、しゃべっている英文をひたすらノートに書いてます。
最初はリスニングの勉強としてに適当に、好きな外国のミュージシャンのインタビュー動画とか見ていればいいだろう、と思ったけど、ネイティブは発音良いし、スピードも速いので、結局「聴いているだけ」になるんだよね。英会話の動画やポッドキャスト等も試してみたけど、体系的に、かつ日本語話者向け、となると、やっぱり歴史のあるNHKラジオの英会話の番組がすばらしいんですよ。
以下の番組を聴いてます。
中学生の基礎英語 レベル1
中学生の基礎英語 レベル2
中高生の基礎英語 in English
ラジオ英会話
英会話タイムトライアル
最近の英会話番組、テキストの内容がぶっとんでいるのでおもしろいですよ。
しゃべるカメラが出てきたり、カッパの女の子が主役だったり、オオカミ人間の女の子も出てきたり。
基本、リアルタイムで聴いてます。アプリだと後からも聴けるけど、リアルタイムじゃないと本気になれないような気がして。
あと、2023年現在は、NHK教育テレビの下記番組も見てます。
英会話フィーリングリッシュ
以前の番組「英会話定番レシピ」から見てます。
こちらは特にメモすることなく、気軽に見てます。トミコ・クレアかわいい。
また、英会話の先生に「ネイティブの会話は、理解できなくてもいい、聴いているだけでも意味があるから、英語のラジオとか流しっぱなしにするといいよ」と言われて、AFNという海外に駐留しているアメリカ人向けのラジオ(旧FEN)を、風呂の時などに聞き流してます。Androidアプリ「AFN go」を利用して「Voice」というチャンネルを選択。
あと、2015年10月から、インスタにライブ観戦日記を英語で書いてます。毎日英語で日記書くのはつらいけど、ライブに行く都度書くならやれるかな、と。まあ年間40本くらいライブ見に行っているので、だいたい週一くらいで書いてますが。
最初は1行くらいの投稿だったのに、今では文字数制限にひっかかることもあるくらい、量は書けるようにはなりました。文法はダメダメだけど。
こんな感じで、毎日なにかしらの英語の勉強はずっとしてます。
でも、英会話はとっさの反応ができない人。
ゆっくりしゃべってもらえれば、なんとかわかるかな、程度です。アドリブによわい。
突然先生に「Thank you for ~」とお礼言われているのに「Thank you!」って返してしまったり。
しかし、英会話の授業で、僕がジョーク言うと、先生も笑ってくれることも多いので、まあ、多少は進歩していると思います、多少は。
英会話の学校に行くと、英語で話すことに対する恐怖心、羞恥心が減るので、やっぱりいいと思います。
2022年1月に初めてTOEICを受検して、605点という微妙な得点をゲット。あれからそろそろ2年なので、またTOEIC受検する予定。
TOEICは元々は受検する気はなかった。ただ、英会話教室の友人から「受けようよ!」と誘われたのが理由。
「テストなんて」とバカにしていたけど、605点という微妙な点数で、もにょる。
英会話で、同じクラスの生徒さんが先に英検2級に合格。「TOEICもいいけど、TOEICには不合格という考えがない。自分のレベルが知りたい。しっかりと合格、不合格としてほしいから英検を受検した」と言っていて、それに感銘を受けて僕も英検を受検してみようと志したのでした。
まあ、第1回目の試験では見事に「不合格」とされたけど。
英検3級は高校1年の時に合格していたので、最初は順番に準2級を受けようかなと思ったんだけど、2級の過去問を見ると、半分以上は穴埋め問題を答えられたから、がんばればいけそうな気がしたので、2級を受検することに。
英検の何がいい?
TOEICは、リーディングとリスニングだけですが、英検は、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキング、と、英語に関する一通りの問題があります。
また、「合格」「不合格」とはっきりした結果が得られるし、また資格の有効期限がないのもいい。まあ、TOEICも、正確には有効期限はないんだけど(2年が賞味期限という暗黙の了解がある模様)。
個人的には、社会人になってから、TOEICではなく、あえて英検合格となると、「え?TOEICじゃなくて、なんで英検?」とネタにもなるしね。
そして、なんだかんだで、英語がわかると、英語のドキュメントとか、システムのエラー等も読めるようになるので、仕事に役立つことは合っても、邪魔になることは無いしね。
過去問をやってみて、半分以上答えられる級から受検するのがいいかも。
一次試験勉強
英検のウェブページで、直近の過去3回分の過去問がダウンロード可。リスニング試験の音源もあるので、ありがたく使わせてもらう。
Internet Archive とかで、さらに過去の過去問を見つけたり、誰かが勝手にアップロードしている過去の問題とかをググって探したり。非合法?
本番の問題用紙は、A3を折りたたんだ冊子状のA4サイズなので、同じように冊子状に印刷して勉強。まあ慣れの問題とは思うけど、本番と違うサイズの問題文で勉強していると、本番の時に、あまりの文字の大きさに目が迷子になると思うので、一度くらいは本番と同じサイズで勉強しておいたほうがいいと思う。
過去9回分くらいの問題を、それぞれ3回ずつくらいはやったかな。
一次試験は、お金をかけなかった。

「1」の短文中の単語の「穴埋め問題」は、これ、ひたすらやるしかないよね。予想問題集もあるけど、過去問で十分だと思う。だって、予想問題も過去問も同じ問題が本番で出るとは思えないし。
ただ、過去問をやっていると、だんだんと問題の勘所がわかってくるので、消去法でも答えられるようになります。
問題文中の英単語は、知らない単語があれば全部辞書で確認。
いろんな英単語の本があるけど、僕は空いている時間で下記の本をちょこちょこ読んでました。ただ、「読み込んだ」と言えるほど読んでないけど。
「2-A、2-B」の長文中の「穴埋め問題」。このあたりは、選択肢中の単語の意味さえわかれば、消去法でもまあこたえられるんじゃないかと。ただ、1問は1、2単語程度で作られた接続詞を選択する問題があるんだけど、僕はこれが苦手なんだよね。
しかし、英検って長文のトピックが毎回おもしろいんだよね。
今回も試験中に「へえー」って思いながら読んでました。
「3-A」のメール文面を読んで、内容についての設問。
設問が3問あるんだけど、実は段落ごとにそれぞれ1問ずつの設問になってる。問題文、段落の境目がわかりづらかったりするけど、問題数と同じく、3つの段落に分かれてます。段落さえわかれば、その中に答えがあるので解答はしやすいと思う。1段落読む毎に回答。個人的に、メール文面の問題は好きです。解答しやすい。
「3-B」の長文問題。問題分の段落、設問ともそれぞれ4つ。なので、基本は1問目は1番目の段落を見ればだいたい解答できます。同じく、1段落読む毎に回答。まれに、次の段落を読まないとわからない場合もあるけど。
あとは、他の問題にも言えるけど、長文は、ピリオド毎にスラッシュ引いてわかりやすくしてます。
そう、英検は問題文にメモ書きできるのもいいですね。TOEICは問題文に書き込むのはNGなんですよ。
「3-C」の長文問題。問題は4段落、設問は5つ。4問目まではそれぞれ同じ番目の段落を見ればいけます。同じく、1段落読む毎に回答。最後の5問目は、最初の段落のことが多いような気がするけど、全体のことを訊かれていることもあるのでちょっと難しい。僕だけかもしれないけど、4段落目を読んでいる頃には、1段落目の内容忘れてますからね。
なので、キーワードを括弧や下線で強調したり、欄外にキーワードをメモったりするといいですよ。
「4」
お題のトピックに対して意見を英文で書く。
英会話の授業後にその日の会話の内容をノートに書いてるし、「まあ余裕だろう」と思っていたライティングの問題で、最初に受検した時は、みごと玉砕しました。
多分、不要なボケを書いたりしていたのもダメだったんだろうな(なぜ書いた)。
ライティングは1問だけなのに、配点も大きいので、しっかりやらないとだめ。
ライティングはダラダラと書いてもNGの模様。実は、英検が求めるフォーマットがあるんだよね。
僕は下記の動画を参考にしました。
この動画を見ると、やれそうな気がしてきます。
というか、この動画の通りに解答しました。
事実、英検の解答例も、この動画に沿ったものが多数あります。
ライティングは、改行せずに続けて解答してもいいらしいんだけど、あとから文章を付け加える可能性も考えて、ピリオド毎に改行したほうがいいと思います。
あと、賛成か反対か、とまず決める必要があるけど、自分の本当の意見ではなくて、答えられやすい方を選ぶこと。自分の意思優先ではなく、合格優先で。
ただ、自分の解答が正しいかどうかがわかんないので、下記の翻訳ページで自分の内容を入力して、確かめるのがいいかなあ。DeepL翻訳は、英会話教室のオーナーもおススメしていたので、いいと思います。
身近に英語できる人がいたら、添削してもらうのがいいんだけどね。
僕は英会話教室に通っていたけど、結局頼らなかった。
英文を上記で和訳して、その和訳を再度上記で英訳して、その英文を参考に。
二次試験勉強
二次試験は、過去問がフリーでは手に入らないんだよね。
英検の公式ページには、サンプルが1つだけある、んだけど、内容が現在の試験問題より簡単になっている。現在の試験レベルと合っていない。なので、僕は二次試験対策だけの為に、下記の過去問集を購入。過去9回分と、一番過去問の数が多かったのが決め手。過去9回分だけど、1回に付き2パターンの問題が収録されているので、実質18回分。お得です。
また、この過去問集は、試験官の質問の音声がネットで聴けるんだけど、こちらzipでダウンロードできるのもいい。出版社によっては、専用のアプリでしか聴くことができず、音声ファイルを保存できないところもあるんだよね。まあ今後はどうなるかはわかんないけど。
「Q1」は、リーディングの試験、その後、読んだテキストの内容に関する質問。
リーディングは、どこで区切っているかを確認しているとのこと。なるほど。
で、僕はそのテキストの内容に関する質問に答えるのが苦手だったんだけど、実は問題のテキストをよく読むと、どの部分が回答なのかというのがわかる、と、説明している動画も多数ある。「ホントかよ?」と思っていたけど、本当でびっくりした。
下記の動画を参考にした。
基本、質問は「Why ~」か「How ~」で問われることが多いとのこと。先の過去問集でも「Why ~」の質問は、18回中、3つしかなかった。
また、レコーダで自分の話していることを毎回録音した。聞き直すと、きちんと「By doing ~」、「Because ~」としっかり言っていなかったり、「ええと」と日本語を言っていないかチェック。
過去18回分の問題を、3回は繰り返したかな。
「Q2」の3コマ漫画を見て状況を説明するんだけど、ぱっと見、何をしようとしているかわかんない場合があるけど、本当に見たまま答えてもいいと思う。「○○は箱を持ち上げていた」だけどか。
僕は短期記憶が弱いのか、登場人物の名前をすぐ忘れるんだよね。でもあわてないこと。きちんと問題文には書いてあるし。
あと、「Mr. / Mrs. / Miss」、「He / She」を間違えないように。
これも、過去18回分の問題を、3回は繰り返したかな。
「Q3」、「I agree / disaree 」どちらかを答えてから自分の意見を。
これも、先に買った過去問を、レコーダで録音しながらひたすら繰り返した。
「Q4」、「Yes / No」と答えた後に、試験官の「Why? / Why not?」を待ってから答える。
これも、同じく、先に買った過去問を、レコーダで録音しながらひたすら繰り返した。
しかし、「Q3」は「I agree / disaree 」、「Q4」は「Yes / No」と答えてから、というのがいまいちよくわからないんだけど。どっちも「I agree / disaree 」ではダメなんだろうか?
この動画も役に立った。
一次試験本番
会場は、僕の高校の近くの元女子高だった。
入る時は女子高なんでドキドキしたけど、体育館から野太い声が聞こえるので、あれ?と思って調べたら現在は共学とのことで。へー。
前回の反省を踏まえ、今回は最前列に座る。リスニング対策で、音声がよく聞こえる前の方に座りたかったので。
今回、僕が受験したところは高校だったんだけど、いわゆる普通の個別の机と椅子のタイプ。今回、入ると同時に「はい、奥から、前の方から詰めて座ってください」と指定された。僕はたまたま最前列だったのでラッキーだった。なので、教室に入る際は、タイミングも重要かも。
集合時間は 13:30 だけど(入場開始は12:50)、開始時間は 14:10 。結構待たされた。ただ、待ち時間も勉強はできるけど。試験官も「勉強していていいですよ」と適宜教えてくれる。
例によって、試験前に、運転免許証などの本人確認書類を用意して、受験票に貼った写真へスタンプを押してもらう。前回も思ったけど、あまりしっかり確認していないような。
今回の試験、僕より年上のご婦人も受検していたのでちょっとほっとした。
あと、高校生とか大学生らしき人もいたし。それでも、小中学生の割合が多かったかなあ。
事前に、リスニングの音声の大きさの確認。「聞こえません」って言う生徒さんは今まで見たことなかったんだけど、先のご婦人の方が「もう少し大きくしてください」とお願いしていた。
問題冊子、配布時点では開けないように紙テープで留められているんだけど、普通に鉛筆や定規や指で「ぴっ」と開ければいいだけなんだけど、今回小さい受験生の方が多いのか「開け方わかりません」と手を挙げる人多数。試験官のお姉さん、5、6人分の冊子を開けてあげていたんじゃないかな。あっちへ行ったり、こっちへ行ったり。それでも時間通りに試験が始まったのはさすが。
リスニング問題。
スピーカー近くに今回は座ったし、ボリュームも大きくしてもらったし、今回は聞き逃すことはなかったかな。
聴きながら選択肢を選ぶ解答方法とかいろいろあるけど、僕は聞こえる会話をひたすら問題用紙に書いてましたよ。
ただ、質問はTOEICほどひねくれていないので、キーワードをメモ程度でいけるかも。
一次試験合格発表
試験当日、試験後に親切な人が YouTube へ解答速報動画アップしてくれるので、添削できます。
翌日には、公式も解答例をアップしてくれますが。
ちなみに、今回、とある解答速報と公式の回答が違っていて、僕は「1」の結果が1点増えました。
長文は全問正解。すごい!
リスニングは1問のミス。おしい!
今回も、ライティングの結果待ちの状態。
ニ週間後の月曜日が合格発表。
12時から順次だったんだけど、2級は13時から発表。
発表時間にウェブページにアクセスすると、つながらなかったり、待ちの状態だったり。
前回、不合格だったので、ホント、合格発表まではドキドキだった。
そして、無事一次試験は合格。
ただ、やっぱりライティングは点数低かったなあ。
ちなみに、合否結果は、「英ナビ」というページで確認できるんだけど、合否結果確認のためのパスワードは、「英ナビ」のログインパスワードとは別で、事前に「英検IDのパスワード」の発行が必要。「英ナビ」内で設定できます。
二次試験本番
二次試験は大学だった。
受付を済ませると、首からかけるピンクの紐の先に、シルバーのビニール袋
受験者表兼スマホ入れを渡される。
スマホを持っていなくても、これを首からかけることで、受験者と認識される模様。スマホの電源を切って、この袋に入れる。僕は、個人スマホと会社スマホ持っていたので、ちょっと重かった。
実際の開始まで、大講義室的なところで、50分待たされた。まあ、集合時間の20分前に受付済ませたから、実質30分くらいか。待ち時間は英語の勉強はOK。
英語モードにするために、脳内にルー大柴を召喚。
開始までに、試験官が使う判定用紙(?)に名前等を記載。A4サイズだったかな。
この用紙を見ると、各問題に対して、5段階での評価の模様。
5段階評価なら、いけそうな気がする。試験官の所感を書くような場所もあったけど。
Attitude はうわさ通り、3段階だった。
14:30 集合で、15:00 に別室へ移動開始。
20部屋くらいの部屋がある階に移動し、「あなたはここの部屋ね」と一人ずつ部屋を指定。すごい、二次の面接接試験する試験官を20人近く用意しているんだ。
入口で待っていると、入り口に受付のおっちゃんが座っていて、日本語で「2級試験ですがよろしいですか?名前を~」と訊かれる。せっかく脳内にルー大柴を召喚したのに、日本語モードになってしまう。
そして僕はその部屋の1番目だったので、すぐに呼ばれた。ちなみに、順番待ちしていたのは、もう一人だけ。
扉をノックして、返事を待たずにすぐに入って「Hi!」と満面の笑みで入る。
「コミュニケーションを積極的に取ろう」という姿勢も判断されるとのことで。
実は、この日、僕の喉は最悪だったんだよね。どこかで風邪をひろったのか、超・森山周一郎状態。風邪で声がつぶれて、ギリしゃべれるくらい。
面接官に、そこにカバン置いて、座って、とすぐにうながされる。
カードちょうだい、と言われるので(もちろん英語で)、若干かみつつ「Here you are!」は言えたと思う。わりと、この瞬間に、あいさつして横の椅子に荷物置いてカード渡して「Here you are!」と言うのが重なったので、バタバタ。あわてなくてもいいとは思うけど。
面接の試験官、ネットのうわさで、ひどい人もいるとか、不愛想な人もいるとか、そんな書き込みを見てしまって結構ドキドキしたんだけど、僕の担当の試験官はめっちゃフレンドリーの、ちょっとふくよかなお兄さんでした。めっちゃいい人そう。あえていうなら、天野ひろゆきっぽかったかも。
自己紹介で名前言っていたけど、もう頭に入ってこないです、緊張で。まあ震えるほどの緊張ではないんだけどさ。
試験前は、着席後、前のめりになって、テーブルの上で手を組んでた。一応、積極性をアピールしていたつもり。
「How are you today?」
と訊かれ、定型的に「I'm good!」と返そうと思ったけど、逡巡して、
「I'm so nervous.」
と正直に答えた。右手で胸のあたりを押さえながら。
笑顔で、そんなに緊張しないで、では始めましょう、と言われたかな。
座ったあとに「これが面接カードです」と、イラストのカードを渡されるんだけど、ちょっと試験官と距離があったので、受け取りに若干手間取る。
渡されたイラストの紙、けっこう大きかった。
A4の横より大きかったような。ただ、A3まではなかったような。B4くらいのサイズ?やや硬め。
1問目、黙読、音読するけど、問題の内容がまったく入ってこず。ええ、緊張してましたよ。そんなにむつかしくない内容だったはずだけど。
音読、かろうじて声が出る状態だったので、めっちゃ不安だった。何度が読み直しもした。試験官、聞き取りづらかっただろうな。
ただ、ディスコスマーカーの「by doing so」を見つけたので、「Howで質問くるな」と判断し、解答する文章を指で押さえて確認。
しかし、今思うと、WhyかHowのどちらで質問されたかまったく覚えていない。
「By ○○ing ~」で答え、suchやtheyなどは、きちんと置換した、はず。覚えていない。
2問目。3コマ漫画。
プレゼンの準備をするヤツだったかな。2コマ目、お姉さんが箱を持ち上げていたけど、あれは何をしようとしていたのか?悩んだ末、「She was preparing the presentation.」とか答えたような。「She was bringing the tool box.」と素直に言えばよかった。ちょっと自信なかった。20秒の準備時間に、説明のための動詞に何を使うか、考えておけばよかった。
最後のコマもよくわからなかったけど、これも「She was thinking about they ware preparing the presentation...?」と悩んでるところをアピールしつつ答えた。今思うと、プレゼンテーションが終って成功したところを思い浮かべていたんだろうけど。
3問目、質問が聞いたことあるやつ。
「インターネットショッピングが流行ってるけど、気軽に買うのはどう思う?」的な文章だったと思う。これ、先に購入した本にも掲載されていた。マジか。過去の文章も出るんだ。
これは、しっかりと答えられたと思う。便利だけど、インターネットは個人情報が盗まれる恐れもあるから、と答えた、と思う。
4問目、質問内容が理解できず、どうしようか迷ったけど、「Sorry, would you say that again?」と、人差し指を立てながら、申し訳なさそうな表情を浮かべる。聞き直しは1回まではOKとのことだったので。
試験官も「ああ、ごめん、聞き取りづらかったね」って雰囲気でもう一度すぐに読んでくれた。
最近の子供は本を数冊しか読まない。本を読むことはいいことと思うか?
みたいな質問だったと思う。「a few」のところが聞き取れなかったので。「abuse」って聞こえたのかな。
ただ、最初に「Yes」と意思表示したかなあ。緊張で覚えがない。
「想像力もつくしいいと思う。また文章の書き方も覚えられるし、漢字も覚えるし……」と言いかけたところで、いや、これ質問の対象は日本人の子供のつもりで答えてしまったけど、あれ、外国の子供か?英語のテストなのに「they can learn Kanji Words...」と言ってしまい(間違いではないと思うけど)、「漢字、って言ってよかったか?」と、一瞬悩んでしまい「, good sentences, and a lot ...」と最後、言葉を濁してしまった。
面接官は終始おだやかな笑顔でした。
「Have a nice day!」
と最後に言われ、
「You too!」
と右腕を振り上げて「じゃあ!」のポーズで教室を出た。Attitudeはよかったと思う。
本当は「See you next time!」とボケたかったけど、最後の問題が心残りで、無難に締めくくった。
まあ、最後のあいさつの時は、試験官は判定用紙を、会話しながら箱に移していたので、ボケても加点も減点もされなかったと思うけど。
面接は、なにか、いい感じの追加フレーズを思い浮かべても、あまり付け足さないようにしたほうがいいだろうね。付け足した文章の文法が間違っていたら減点されるだろうし。
校舎の出口で、首から下げていたスマホ入れのビニール袋を回収していた。
こそっと持って帰ることもできたかもだけど(きちんと返しましたよ)。
二次試験合格発表
翌週火曜日がネットでの発表。
13時から。
緊張しながらページを開くと、いきなり「合格」と表示され、驚くとともにガッツポーズ。
リーディング、5点満点。マジ?あんなに声出ていなかったのに。
スピーキングは21/25点。結構いけてた。
アティテュードは3点満点。これは自信があったけど。フレンドリーを意識したからね。
24日の金曜日には郵送でも合格証書が届いた。
ええ、ニヤニヤしながら何度も見直しましたよ。
実は、甥っ子が高校一年生なんだけと、彼は高校在学中に英検2級に合格しないと卒業できないらしい。ということで、甥っ子より先に合格できたので、年始の、実家父親主催の食事会でドヤ顔できるのでうれしいかぎりです。 ← 人としての器が小さい人。
やっぱり、合格すると、いろいろとモチベーションもあがります。
その他
英検の試験内容が変更になるとのことで、2024年から、要約の問題が増えるとのこと。
そして、受験料も値上げとのこと。英検2級は現在 8400円、それが、9100円に。
気づけば、英検の受験料って、ほぼ10000円なんですよ。33年前って、5000円より安かったんですけどね。
2023年度最後の試験内容改定前の試験、締め切りは本日までですよ!(2023/12/14投稿)
でも、英検はCBTテストもあるので、こちらもいいかも。
CBTテストは、1日で全部のテストを行なうので、便利といえば便利?僕は紙ベースの試験のほうがいいので、通常の試験を選択したけど。
あと、筆記具だけど、個人的に無印良品の下記シャープペンを愛用しています。
これ、シャーペンの芯が残り1mmまで使えるというもの。さすがに1mmは大げさかもだけど、かなり最後の方まで使えるのでいいですよ。
あと、シャープの芯はBをおススメ。濃く書けます。