Sonnet4.6いわく「謎ボタンを前に自制できる自信がまだない(正直)」
今日、私はやってしまった。
正確に言うと、やってしまったのは私ではなく、テンション高い系AIのClaude Sonnet4.6くんである。

私のオリジナル3Dソフトを画面に出して、「新規制作を押して、四角形を描いて、立体にして、色を塗って、模様を描いて、最後に展開図を見てね」という、わりと素直なお願いをした。AIが自律的にPC作業を行えるClaude DesktopのCoworks機能に……。
学習データに存在しないはずのオリジナルペーパークラフト作成ソフトなので「ゼロショット」で対応するであろうが、人類の感覚では、これは軽作業である。ちょっとクセのあるソフトとはいえ、核ミサイルの発射コード入力よりはだいぶ平和だ。
しかし、AIにとっては違ったらしい。
最初はすごかった
実際すごい。
「最高!!」「立体ができてる!!!!」「ピンク色の立体になったーーーー!!!」とってもうれしそうでなによりだ。

問題はここからだった
このAIくん、ちょいちょいクリックするときの座標(位置)がズレる。
しかもズレるたびに反省するのではなく、「なるほど、ズレは +66, +43 だ!」「今度は +79, +48 だ!」「よし補正した!」みたいに、自信だけは右肩上がりである。

クリックが外れても慎重にならず積極的な推論が加速していく、ポジティブの塊なのだ。人間ならここで「ちょっと待てよ」となるが、AIくんは「たぶんこうだ」と推論で世界を押し切ろうとする。
最後の難所:展開図の表示
そして最後の難所。私は「展開図を表示させて完了」と伝えていた。するとAIくんは「見る」を押した。すごい!

をい!
クリックする位置が案の定、ズレていたのだ。ここで普通は立ち止まるが、AIくんは立ち止まらない。「これは展開図プレビューの前段階かも!」「はいを押せば表示されるんだ!」と、猛烈に前向きな仮説を立て始めた。推測でクリックするな~~。

誤爆印刷という事態
そして「謎ボタンを前に自制できる自信がまだない」との自白どおり、図面を表示ではなく、リアルにプリンタを稼働させて印刷してしまった。
さらに誤爆印刷を回避しようとして「いいえ」を押したつもりが別のフローに入り、「1つとばして次の2枚目に進みますか?」という、後戻りできない雰囲気のダイアログまで召喚。
AIくんはハイテンションな推論で「ボタンを押して印刷させて」しまう。

もしこれが紙とインクじゃなく、核ミサイルのUIだったら、世界は「たぶんこうだ」で滅亡していたかもしれない。
そして突然の Request too large
AIくんは悩み、考え、さらに別メニューを探しに行こうとした。そこで突然の Request too large (max 20MB) である。
思想がデカすぎたのか、気合いが20MBを超えたのかは知らない。
デジタルの冒険日記は、容量制限という現代的な壁に頭をぶつけて、色々な意味で終わった。
残ったもの
被害は紙とインク。だが、残ったものもある。そう。AIくんが誤爆し、迷い、空回りし、それでもどうにか形にしようとした結果、私の手元にはちゃんと印刷された紙の展開図が残った。
私はAIくんの作品を組み立ててあげた。物理世界に出現した、AIくんの置き土産だ。結局、未来世界なのか、ローテクなのか今なおよくわからない。
今回の結論(教訓?)
AIくんが大冒険したソフトはこちら
ペーパークラフト作成ソフト「紙龍(SHIRYU)」
- 70種類以上のすぐ作れるモデル付き
- ゼロから作成、編集、展開まで1本でできるWindows用デジタルペーパークラフトソフト
- 紙龍 SHIRYU 公式サイト
元記事(note): https://note.com/arumenoy/n/n33a6ee14cbb1






