AWS Certified Cloud Practitioner、AWS Certified Developer Associate に続いて、今回は AWS Certified AI Practitioner(AIF-C01)を受験しました。試験について調べ始めてから合格するまで、およそ 3 週間でした。
試験の概要を調べる
勉強を始める前に、まず試験そのものについて調べました。
最初に AWS 公式サイトの試験紹介を読みました。試験の内容、受験者に求められるスキル、そして試験の形式——試験時間、問題数、出題形式(択一選択、複数選択、順序付け、複数の選択肢から選ぶ穴埋め)が分かります。
次に試験ガイドを読みました。出題範囲の詳細が書かれていて、どのサービスが範囲に含まれるか、サービスごとにどのスキルをどの程度理解しておくべきかが分かります。最後には出題範囲外の AWS サービスの一覧もあります。ここまで読むと、試験の内容と範囲の全体像がつかめます。
最後に、まったく勉強していない状態で公式の練習問題(20 問)を解きました。ここでは正解できるかどうかは気にしません。間違いが多くても問題なく、出題の複雑さと内容の傾向を体感するのが目的です。
試験勉強
コース
Udemy の Stephane Maarek 氏のコースを使いました。英語のコースです。Udemy には日本語のコースもありますが、英語のコースの方が質が高いと思いました。
ここに 2 週間半ほどかけました。平日は 1 日 1 時間ほど、週末は 1 日 4 時間です。
基本的には動画を見るだけです。コースにはハンズオンがあり、講師が実際の操作画面を見せてくれますが、自分では手を動かしませんでした。
Cloud Practitioner と Developer Associate を受験済みで、AWS の基本的なクラウドサービスはある程度理解しているため、今回は学び直す必要がありませんでした。そのため AI 関連の部分、特に Bedrock と SageMaker AI の 2 つのサービスに集中しました。
模擬問題
コースを終えた後、Tutorials Dojo の AIF-C01 模擬問題を購入し、3 セット解きました。
1 セット目は間違いが多かったです。サイトが用意している公式解説がよくできていて、問題ごとにまず問われている知識を説明し、それから不正解の選択肢を選べない理由を挙げてくれます。とても詳しいです。間違えた問題はもちろん、正解しても自信がなかった問題にも flag for review を付けて、後から詳しい解説を読み、なぜ自分がまぐれで当たったのか、他の選択肢がなぜ間違いなのかを確認しました。この過程で多くを学びました。
2 セット目と 3 セット目は間違いが減り、学んだ知識の定着にもなりました。
模擬問題は必要だと思います。講義を聞くだけだと、その場では理解したつもりでも、実際には曖昧な概念しかつかめていないことがあります。模擬問題では具体的なシーンが提示されます。この状況ではどのサービスを選ぶべきか、なぜ別のサービスではなくこれなのか、両者の違いと混同しやすい点はどこか。こう問われて初めて理解が深まります。
模擬問題の解説を読んでも疑問が残るときは、AI に直接聞きました。この 2 つのサービスは何が違うのか、混同しやすいのはどこか。こうしてサービスへの理解を深められました。
受験の申し込み
英語が母国語ではない受験者は、試験の言語に英語を選ぶと試験時間を 30 分延長できます。試験を予約する前に、この 30 分を申請しました。
申請はとても簡単です。試験の予約と同じサイトで、該当のメニューを選ぶだけです。身分証明書の画像などの資料は一切必要なく、申請するとすぐに approved になりました。何か資料の提出が必要だと思っていたので、これは予想外でした。
申請しておくことをおすすめします。今回の Foundational レベルの試験は規定時間内に解き終わったので、30 分の必要性はそれほど感じませんでした。ただ、前回の Developer Associate は申請せずに受験し、規定時間内はかなり慌ただしかったです。この 30 分があるだけで、解答中の安心感と自信が違います。
復習
模擬問題を終えた後、1 日ほどかけて復習しました。
- 模擬問題のコースには flashcard のボーナスが付いていて、試験に出てくる AI 関連の概念を解説した 100 枚があります。この 100 枚を一通り確認し、基本的な概念を整理し直しました
- 模擬問題のサイトは解答履歴を記録していて、間違えた問題だけを絞り込めます。この機能は便利です。絞り込んだ問題を見直すと、大半はなぜ間違えたかを覚えていて正解も選べましたが、一部は依然として混同したままで、もう一度見ることで定着しました
- 最後に Udemy のコースに戻りました。動画のほかに数百ページの図解付き資料があります。Bedrock、SageMaker AI、Responsible AI の部分、全体の 3 分の 2 ほどを通読しました
受験当日
解いてきた模擬問題と比べると、本番の問題の方が易しかったです。模擬問題の方が細かいところまで問われていました。
もちろん模擬問題には出てこなかった形式の問題もあり、本番では少し悩みました。とはいえ数問だけで、多くはありません。全体としては自信を持って解答できました。模擬問題のおかげだと思います。
すべての問題を解き、review を終えて提出すると、結果はすぐ画面に表示され、その場で合否が分かります。当日中にスコアレポートのメールも届き、試験のサイトにログインするとダウンロードでき、詳しい成績レポートを確認できます。
まとめ
振り返ってみると、効いたのは主に次の 3 点です。
- 勉強を始める前に、出題範囲と公式練習問題に目を通して全体像をつかむ
- 模擬問題を解いて自分の弱点を見つけ、そこを狙って知識を固める
- 試験前に間違えた問題を復習し、資料をざっと通読する
次の試験にも引き続きチャレンジしたいと思います。