前回はArchLinuxを使用してみたが上手く日本語の表示ができませんでした、今回はdebianで日本語入力するまでを挑戦してみます。
前回はこちら
https://qiita.com/aruelu/items/350dd9e5251cb82979e7
debianの準備
前回同様にdebianもUTMギャラリーから、ビルド済のイメージをダウンロードしてきます。
今回は、いくつかあるdebian11の中からxfceを使用してみます。
ダウンロードしたイメージを実行すると、ログイン画面が表示されます。
かなり時間が掛かるので、気長に待ちましょう。
ユーザー名:debian
パスワード:debian
でログインします。
ログインしてから画面が表示されるまでも、かなり時間が掛かります。
動いているのか不安になりますが、気長に待ちましょう。
システム更新
お決まりのシステム更新を実行
sudo apt update
sudo apt upgrade
タイムゾーンの設定
日本時間に変更します。
sudo ln -s /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
日本語フォントのインストール
まずは日本語フォントをインストールして、日本語が文字化けしないようにします。
sudo apt install fonts-noto-cjk
localeの変更
メニュー表示を日本語に変更します。
sudo dpkg-reconfigure locales
• 表示されるリストから ja_JP.UTF-8 を選択
し、エンターキーを押します。
• ja_JP.UTF-8 をデフォルトのロケールに設定します。
ここで、再起動します。
すると、メニューなどが日本語表示に変更されていると思います。
日本語入力の設定
日本語入力は、fcitx5+mozcを使用します。
必要なパッケージのインストール。
sudo apt install fcitx5 fcitx5-mozc
入力メソッドの変更
im-config -n fcitx5
ここで、再起動します。
ソフトキーボードの^とスペースキーで日本語の入力が可能になりました。
debian11を使用してみて
日本語の表示、入力までは簡単に行うことができました。
GUI環境はかなり重いです。