「スタートアップで生き残り、成果を出したい」——その覚悟があるあなたへ。
このリストは、プロダクトマネジメント（PM）、デザイン、開発、それぞれの領域で本当に役立つ書籍やWebサイトを厳選したものです。机上の空論ではなく、現場で血肉になる知識・スキルを中心にまとめています。

🧭 プロダクトマネジメント（PM）

まず大前提として、PMになりたいなら、まず何かで一人前になるべきです。
Biz、Dev、Design──どの道でも構いません。スキルと実績を積んで初めて、PMの視座が見えてきます。知識や実務力の乏しい者に、よきPMは務まりません。

『プロダクトマネジメントのすべて』／及川卓也ほか
日本の現場文脈に即した、定番かつ鉄板の一冊。事業戦略から開発、UX、組織マネジメントまでカバーする包括的ガイドです。
『プロダクトマネジメント ― ビルドトラップを避け顧客に価値を届ける』／Melissa Perri
世界的PMのバイブル。PMの本質を問い直し、「何を作るべきか」を考え抜くための一冊。
『ザ・ゴール』／エリヤフ・ゴールドラット
制約理論（TOC）の古典。開発・運用におけるボトルネック管理の思想を、小説形式で学べます。
※日本では長らく翻訳禁止だったという逸話も。

🎨 デザイン

デザインはアートではありません。問題解決の手法であり、論理と再現性の世界です。

感覚でなく、訓練と体系的理解によって磨けるスキルです。つまり、デザインは科学。

紙の書籍やスクールより、強いエンジニアが書いているWeb記事やドキュメントが一番。

YouTubeや動画教材も非常に有効です。逆に、Progateのような「ドリル型教材」は、やった気になるだけで身につきにくいと感じています。

まずは、MacにVSCodeを入れて、リアルにコードを書きましょう。

（※Python, Solidity, Railsは初手としてはお勧めしません。あくまで個人の見解です）

スタートアップは、知識だけでは戦えない場所です。ですが、「知識を得て行動する」ことは、誰にでもできる最初の一歩。

本やドキュメントは、あなたの行動の質を何倍にも高めてくれるでしょう。
そして何より、本物のスキルは実践の中でしか育ちません。

気になった本があれば、今すぐ読み始めてください。
そして、一行でも多くコードを書き、UIを設計し、ユーザーの反応を見に行きましょう。