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Donkey Carのプロポ対応その1(ハードウェア編)

Last updated at Posted at 2019-11-17

Donkey Car操作を従来のジョイスティックに加えて、RCカーのプロポでの操作をするための手順を、「その1 ハードウェア編」、「その2 ソフトウェア編」、そして「その3 Donkey Car設定編」に分けて説明します。

その1 本ドキュメント
その2 https://qiita.com/arigadget/items/51bf75e19cd395ac9b2f
その3 https://qiita.com/arigadget/items/9396451d6837bbbed79d

はじめに

プロポからの信号(1ms-2ms)をDonkey Carでのジョイスティックに変換するためにArduinoを使って、プロポーArduinoーRaspberry Piの構成で、データ変換をする一種のProxyを作ります。

Arduinoの選定

HID(Human Interface Device)機能を持つ以下の3つが候補。

  • Arduino Leonard(フォームファクターがArduino Unoに近い)
  • Arduino Micro
  • Beetle(形状がカブトムシのように見えるからか)

プロポチャンネルとArduinoピンの割り当て

プロポからの信号を解析するのに、Arduinoライブラリの「pulseIn」と「Pin Change Interrupt」の2つの方法があるが、後者の方法を使います。使用できるピンは下の通り。

Arduino Leonardo/Micro: 8, 9, 10, 11, 14(MISO), 15(SCK), 16(MOSI)
Beetle: 9, 10, 11, 14(MI), 15(SCK), 16(MO)

基板の作成例

上記のそれぞれのピン、5Ⅴ、GNDの順番で、必要なチャンネル分ピンを出しておき、RC受信機とはメスーメスのジャンパー線で結線します。

Arduino Micro

以下の写真のように、いろんなプロポとつなげやすくするために3ピンをならべておき、Raspberry Piとは、USBケーブルで接続します。

Beetle

Raspberry Piとは、USBコネクタに直接挿します。

続き

次に、Arduinoのスケッチ開発について書きます。

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