概要
AWS Solution Architect Associate試験で出題されることの多いEBSボリュームについて、それぞれの特徴などをまとめてみました。
ボリュームタイプの比較
プロビジョンド IOPS SSD (io2 Block Express) |
プロビジョンド IOPS SSD (io2) |
汎用SSD (gp2) |
スループット最適化HDD (st1) |
コールドHDD (sc1) |
|
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最大IOPS (1MiB I/O) |
256,000 | 64,000 | 16,000 | 500 | 250 |
最大スループット (MiB/s) |
4,000 | 1,000 | 250 | 500 | 250 |
コスト | 高 | 高 | 高 | 低 | 低 |
ユースケース | I/O 負荷の高いデータベースサーバ | 本番環境 低レイテンシー |
開発・テスト環境 | ログ等大きなファイルの読み書き | 低頻度アクセス |
その他メモ
課金
プロビジョニングされたストレージに対して課金される。
HDD/SSD タイプの違い
- SDD
- 頻繁な読み込み・書き込み向き
- ブートボリュームとして利用できる
- HDD
- 大規模なデータの読み書きが発生するワークロード向き
プロビジョンドIOPSタイプについて
- 最大16のLinuxインスタンスにマルチアタッチできる
- io2 Block ExpressはX2idn、X2iedn、R5b、C7g、Trn1 インスタンスで使用可能
インスタンスストアとの比較
- インスタンスストアは揮発性ブロックストレージであり、インスタンスを停止するとデータが失われてしまう
- EBSよりも高性能(インスタンスタイプによって異なる)
- EBSのようにネットワークによるやりとりがないため、ネットワークの影響を受けにくい
- 一時ストレージの保存に適している
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