LoginSignup
11
8

More than 5 years have passed since last update.

社内勉強会を整備してみたレポート

Last updated at Posted at 2018-06-21

社内勉強会を整備してみたレポート

はじめに

前回の記事」から4ヶ月経過したので改めて進捗をレポートします。
これから社内学習会を立ち上げたいと思われている方のご参考になれば幸いです。

[2018/8/16追記]
学習時間に再変更がありましたので、記載内容を追記しました。

当初から何を変えたか

発表時間の変更

当初
登壇枠 学習時間
5分 4時間
30分 16時間
1回目の変更 (2018/6~)
登壇枠 学習時間
10分 8時間
20分 12時間
30分 16時間
  • 発表時間内に予備時間を考慮していなかった
    • 準備・質疑応答・撤収までを含むようにガイドライン化した
  • 発表枠として5分(予備時間含む)は短すぎた
2回目の変更 (2018/8~)
登壇枠 学習時間
10分 無制限
20分 無制限
30分 無制限

※登壇時間枠はそのままで、以下のように運用を変更しました。

  • 学習時間については 業務に支障がない範囲で無制限 に変更します
    • LTの準備をするのに8時間を超えても問題ありません(※早めにチームに共有して積極的に時間をとってください)
  • 学習に必要なコストは申請によって 経費精算 できるものとします
    • たとえば、クラウド費用・外部サービス利用費・書籍代など、なんでも相談してください

マニュアル化

やっぱりエンジニアにとって重要なのは標準化する事ですよね。
勉強会の主旨をひとめでわかるように、以下のようなマニュアルを作成しました。
まだまだ発展途上なので、これから気づいた事があれば追記していきたいと思います。

  • 登壇者向けに「登壇マニュアル」を作成
    • どのような手順で登壇するのか?
    • 登壇の際に注意するポイントは?
    • 資料の作り方は?
  • 全参加者向けに「参加ルール」を作成
    • どんな意味をもって開催しているか
    • 参加ルール(禁止事項)は?

※正式版は社内用Qiita Teamで管理しているので上記は複製です。

時間案内方法の変更

これまでの参加者アンケートで最も指摘が多いのは登壇時間に関する内容でした。

  • 予定時間を超過しないようにして欲しい
  • 質疑応答時間が欲しい(時間超過で割愛されないように)
  • 全体の終了時間が遅くならないようにして欲しい

事前リハーサルをしたり、経過時間を表示する等していましたが、解消できませんでした。
ここで気づいたのが、参加者に対して「時間内に収める努力アピールが足りない」です。
外部の某勉強会に参加した際、時間のお知らせにゴングを鳴らしていたのでわかりやすく、周囲にも時間管理きっちりしてるアピールができるなと感じ、2018/7よりパクりました取り入れました。
※登壇者は緊張していて目からの情報を追いにくい為、耳から情報が入る方が気づきやすいそうです。

ゴング15㎝ /ノーブランド品 / 980円
https://www.amazon.co.jp/dp/B00BRAKGRO/

登壇させる

アウトプットに興味がある人はたくさん居ても、積極的にアウトプットしたい人は少数です。
まず最初に考えたのは、興味がある人に対してどう背中を押してあげられるかでした。
興味がありそうな人には登壇スケジュールを勝手におさえて「やってください」という感じで無茶ぶりお願いする方式をとった事で、今後数ヶ月は安定した登壇者が確保できています。
※被害者の皆さん、ごめんなさい。

本当に嫌がる人は、大抵直前に「業務が忙しいから登壇できません」と言ってきます。
でもそれでいいんです、やりたい人がアウトプットすればいい。
「積極的に技術を学べる機会がある」という文化が根付けばいつか理解してもらえますし、一度断られても次回は登壇してくれる可能性が高い。
一番大切なのは勉強会を始める&続ける事であり、その為には理解者を増やす事が重要です。
趣旨を理解してファンになってもらい、ファンを増やすためには声を出し続けるしかない。
そう思って声をかけ続けています。

今後の課題

登壇者の成長を可視化したい

現在はアンケートで5段階評価をとっていますが、それでは足りなく感じています。
登壇によってどれだけ成長できたのか測りたいですよね。
まだ初めたばかりなのでまず「初回登壇やりきった」を感じてもらうのが第一目標でした。
次ステップをそろそろ考えないとなので、良いアイデアがあれば教えてください。

参加者の成長を促したい

登壇者は学習を通じて必然的に成長しますが、参加者(聴衆)も成長してもらいたい。
発表を通じて伝聞したランダムに新しい知識を得て帰るだけでは一瞬で忘れてしまうので、参加者に対する成長についても今後の課題とすべきだと感じています。
参加者全員を巻きこんだイベントを作っていきたく、絶賛考え中です。

  • 全員参加型にする
    • LT大会:多くの人に登壇してもらう(そのうち全員回したい)
    • ハンズオン:全員で学習する
    • ハッカソン:全員で手を動かす
  • 継続学習型にする
    • 勉強会外でのコミュニケーション手段を確立する
    • 部活動みたいに定期的に集まる

良いアイデアがあれば教えてください。(2回目)

11
8
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
11
8