EmacsでRailsアプリを開発している時に使い方がわからないgemの関数などがあった時にわざわざgemのgithubレポジトリにいって検索していました。
それだとあまりにダルいので、そのままEmacs内でタグジャンプしてgemのコードが読めるように環境を整えました。
利用しているgemをvendor/bundleディレクトリ以下に入れる。
利用しているgemをすべてアプリケーション内のディレクトリ配下に置くために, --pathオプションを指定します。
$ bundle install --path vendor/bundle
アプリケーション内のディレクトリ配下にRailsで利用するgemをすべておくことで、アプリのトップディレクトリ以下にタグをつければgem内にも簡単にタグジャンプ出来るようになります。
タグジャンプ出来るようにTAGSファイルを作成する。
EmacsでIDEのような定義元へのタグジャンプを行うにはTAGSファイルを作成しないといけません。
この場合ctagsというツールを使うのですが、僕はrubyistということでripper-tagsというgemを使います。
これはRailsアプリのためのgemでないのでbundlerではなく直接インストールしています。
$ gem install ripper-tags
ripper-tagsをインストールしたら自分のrailsアプリのトップディレクトリで以下のコマンドを実行してTAGSファイルを作成します。
$ ripper-tags -e -R -f TAGS
これでTAGSファイルを作ってRailsアプリ内でgemのコードへのタグジャンプが使えます。
調べたい関数やクラスにカーソルを合わせて、以下のコマンドを実行して下さい。
- M-. find-tags タグジャンプ
- M-* ジャンプ元に戻る。
より快適なRuby + Rails ライフが送れそうです^^