いままではLog取り込みしかできませんでしたが、ついにメトリクスのIntegrationができるようになりました!歓喜!
- 設定ドキュメント(言語を英語にしないと表示されないので超絶注意!)
早速試す
設定ドキュメントを元にやってみます。
IntegrationからOCIを追加
検索メニューにOCIといれると、Oracle Cloug Infrastructureがありました。
カーソルを合わせると[+INSTALL]ボタンが現れるのでクリック。秒で完了します。
OCI側で事前作業
ユーザー作成
- デフォルトのドメインに、[DatadogAuthGroup]グループに所属する[DatadogAuthUser]を作成
- [DatadogAuthGroup]に下記のポリシーを追加
- [DatadogAuthUser]のAPIキーを追加
- Private Keyをダウンロード(Public Keyは特に使いません)
Allow group DatadogAuthGroup to read all-resources in tenancy
dynamic group作成
サービスコネクタハブ用のDynamic Groupを作成します(名前は任意)。
作成したグループに以下のポリシーを追加
Allow dynamic-group <GROUP_NAME> to read metrics in tenancy
Allow dynamic-group <GROUP_NAME> to use fn-function in tenancy
Allow dynamic-group <GROUP_NAME> to use fn-invocation in tenancy
OCIRにログインできるユーザー作成
検証時点では管理者ユーザーを使用。
認証トークンを作成して、コピーします。(後で使います)
Datadog側での作業
テナンシーを追加
まずは、テナンシーのOCIDとホームリージョンを入力
- テナンシーのOCIDはコンソール右上の人形アイコン→[テナンシ:xxxxxxxxx]から取得
- ホームリージョンはここ見てる方の大半が[ap-tokyo-1]かな(東京リージョン)
以下のUserOCID、Fingerprint、Private Keyを追加
この3項目は、事前に作成した[DatadogAuthUser]のユーザーOCID、APIキー作成したフィンガープリント、ダウンロードしたPrivate Keyをコピペ。
ここで[Create a Stack]をクリックすると、指定したOCIテナンシーのコンソール画面に飛びます。
再びOCI側での作業
スタック
スタックは、AWSでいうところのCloudFormationみたいなサービスです。
OCIのテナンシー内に、Datadogへメトリクスを送信する functions やSCHを作成してるようです。
- Datadog APIキーを入力
- Endpointは日本(ap1.datadoghq.com)を指定
Function Settings部分は、オプションと書いてますが、指定しないとエラーになります。
また、シェイプ部分をデフォルトのARMからX86に変更しないとエラーになりました。
user nameは事前に作成したOCIRへログイン権限あるユーザ、
passwordは事前に作成した認証トークンです。
スタックのジョブが無事に成功することを祈る(○ `人´ ○) タノンマスー
5分ぐらいで完了します。
自分が遭遇したエラーは
- OCIR(レジストリサービス)のユーザー認証が通らなかった
- Functionsで同名のアプリがすでにある ← 何回かスタックの再実行してるとFunctionsのアプリが残ってる場合があるので手動で消してください
- Functionsのシェイプタイプが違う。 ← デフォルトのAMDだとNGでした、、、
再びDatadog側作業
Stack完成したので、いよいよCreate
無事に成功すると下記のような画面になります。
お疲れ様でした。
確認
ダッシュボードにOCIのダッシュボードが色々追加されてます。
デフォルトでもかなりいろいろ表示されます。
適宜レイアウト等変えてくださいね。
それでは良いオブザーバビリティライフを!
参考
- 設定ドキュメント(言語を英語にしないと表示されないので注意!)