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DatadogがOCIに対応したぞー

Last updated at Posted at 2024-09-12

いままではLog取り込みしかできませんでしたが、ついにメトリクスのIntegrationができるようになりました!歓喜!

  • OCI Overview ダッシュボード
    CleanShot 2024-09-12 at 17.52.24.png

  • Compute Overview ダッシュボード
    CleanShot 2024-09-13 at 11.08.26.png

  • VCN Overview ダッシュボード
    CleanShot 2024-09-13 at 11.10.49.png

  • 公式アナウンス記事

  • 設定ドキュメント(言語を英語にしないと表示されないので超絶注意!)

早速試す

設定ドキュメントを元にやってみます。

IntegrationからOCIを追加

検索メニューにOCIといれると、Oracle Cloug Infrastructureがありました。
CleanShot 2024-09-12 at 14.30.25.png

カーソルを合わせると[+INSTALL]ボタンが現れるのでクリック。秒で完了します。
CleanShot 2024-09-12 at 14.30.45.png
CleanShot 2024-09-12 at 14.31.11.png

OCI側で事前作業

ユーザー作成

  1. デフォルトのドメインに、[DatadogAuthGroup]グループに所属する[DatadogAuthUser]を作成
  2. [DatadogAuthGroup]に下記のポリシーを追加
  3. [DatadogAuthUser]のAPIキーを追加
  4. Private Keyをダウンロード(Public Keyは特に使いません)
Allow group DatadogAuthGroup to read all-resources in tenancy

dynamic group作成

サービスコネクタハブ用のDynamic Groupを作成します(名前は任意)。

作成したグループに以下のポリシーを追加

Allow dynamic-group <GROUP_NAME> to read metrics in tenancy
Allow dynamic-group <GROUP_NAME> to use fn-function in tenancy
Allow dynamic-group <GROUP_NAME> to use fn-invocation in tenancy

OCIRにログインできるユーザー作成

検証時点では管理者ユーザーを使用。
認証トークンを作成して、コピーします。(後で使います)
CleanShot 2024-09-12 at 17.42.05.png

Datadog側での作業

テナンシーを追加

まずは、テナンシーのOCIDとホームリージョンを入力

  • テナンシーのOCIDはコンソール右上の人形アイコン→[テナンシ:xxxxxxxxx]から取得
  • ホームリージョンはここ見てる方の大半が[ap-tokyo-1]かな(東京リージョン)

CleanShot 2024-09-12 at 14.40.16.png

以下のUserOCID、Fingerprint、Private Keyを追加

この3項目は、事前に作成した[DatadogAuthUser]のユーザーOCID、APIキー作成したフィンガープリント、ダウンロードしたPrivate Keyをコピペ。

CleanShot 2024-09-12 at 14.40.45.png

ここで[Create a Stack]をクリックすると、指定したOCIテナンシーのコンソール画面に飛びます。

CleanShot 2024-09-12 at 14.41.20.png

再びOCI側での作業

スタック

スタックは、AWSでいうところのCloudFormationみたいなサービスです。
OCIのテナンシー内に、Datadogへメトリクスを送信する functions やSCHを作成してるようです。
CleanShot 2024-09-12 at 14.43.05.png

  • Datadog APIキーを入力
  • Endpointは日本(ap1.datadoghq.com)を指定

CleanShot 2024-09-12 at 14.48.33.png

Function Settings部分は、オプションと書いてますが、指定しないとエラーになります。
また、シェイプ部分をデフォルトのARMからX86に変更しないとエラーになりました。

user nameは事前に作成したOCIRへログイン権限あるユーザ、
passwordは事前に作成した認証トークンです。

CleanShot 2024-09-12 at 17.43.46.png

スタックのジョブが無事に成功することを祈る(○ `人´ ○) タノンマスー

5分ぐらいで完了します。
自分が遭遇したエラーは

  • OCIR(レジストリサービス)のユーザー認証が通らなかった
  • Functionsで同名のアプリがすでにある ← 何回かスタックの再実行してるとFunctionsのアプリが残ってる場合があるので手動で消してください
  • Functionsのシェイプタイプが違う。 ← デフォルトのAMDだとNGでした、、、

CleanShot 2024-09-12 at 17.47.08.png

再びDatadog側作業

Stack完成したので、いよいよCreate

CleanShot 2024-09-12 at 15.20.02.png

無事に成功すると下記のような画面になります。
お疲れ様でした。

CleanShot 2024-09-12 at 17.49.01.png

確認

ダッシュボードにOCIのダッシュボードが色々追加されてます。

CleanShot 2024-09-14 at 07.14.46.png

デフォルトでもかなりいろいろ表示されます。
適宜レイアウト等変えてくださいね。

CleanShot 2024-09-12 at 17.52.24.png

それでは良いオブザーバビリティライフを!

参考

  • 設定ドキュメント(言語を英語にしないと表示されないので注意!)

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