#はじめに
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、実はWatson Studioを使うとプログラムを書かなくても画像認識が可能なんです。今回は「ねこ」と「いぬ」を見分けるモデルを作成して遊んでみようと思います。
#プロジェクトの作成
IBMのWatson Studioを使うための手順は下記のサイトを参考にしてください。
https://qiita.com/nishikyon/items/ba698b638300848b746e
まず、IBM Watson Studioの画面からCreate an empty projectを選択します。
Add to projectをクリックすると
という画面が出るので、Visual Recognitionを選択します。
hereからこの画面にいきます。
ここでwatson-vision-combined-rfを選択し、Selectをクリックします。
#モデルに学習させるデータを追加
下の画面に飛ぶので、今回はClassify ImagesのCreate Modelを選択します。
この画面でTrainする画像ファイルを追加します。
右側のUpload directoryにzipファイルをDrag&Dropするだけで追加できます。
Trainするデータファイルを追加すると下の画像のようになります。
そして、Train Modelをクリックし、データを学習します。
数分かかるので待ちます。
#学習結果をテスト
画面上部にこのメッセージが出てきたら学習終了です。
hereから下の画面に飛びます。
Testというタブをクリックし、Testしたい写真をDrag&Dropするとこのように結果が表示されます。
#おわりに
Watson Studioを使うと、結構簡単に画像認識が体験できます。今回はLiteというプランを使っているので、作れるプロジェクトやモデルの数に制限がありますが、遊ぶには十分だと思います。画像認識の他にも色々とAssetsがあるので、試してみてください。