はじめに
どの生成AIを使うのがベストなのか。
結論からいうと、自分が好きなものを使えばよい。
悩んだ挙句、私が辿り着いた答えはこれでした。
2025年当初にCopilotからChatGPTに乗り換えて以降、私はChatGPTをメインに使い続けてきました。
回答の適切さが自分に合っていたこと、そして何よりパーソナライズ機能が他のAIより優秀だったことが理由です。
会話を蓄積し、自分専用にカスタマイズされたAIを「育てよう」と考えていたのです。
ワークスペース型AIの台頭
しかし、AIエージェントという言葉が台頭するにつれ、生成AIは単なる質疑応答のツールから、人間に寄り添い多くの作業を支援する「ワークスペース型」へと進化しました。
AIエージェントというとコーディング支援に目が行きがちですが、私は業務上コードを書く機会が多くはありません。
そのため当初は、エージェント機能を使いこなすイメージが持てませんでした。
転機となったのは2025年夏頃、Google Colabを使い始めたことでGeminiを併用するようになったことです。
さらに同年終盤、NotebookLMを頻繁に活用し始めたことで、Geminiの利用率が急激に上昇しました。
特にNotebookLMのスライド作成機能を多用していましたが、無料版では1日の利用上限に達してしまうことが増え、いよいよ課金を検討する段階に入りました。
一方で、長年育ててきたChatGPTも有料版でさらに進化させたいという思いがあり、双方に課金することへの躊躇いから、私は「どちらか一方を選ぶ」決断を迫られたのです。
「正妻」選びの行方
有料トライアルでChatGPTとGeminiの上位プランを比較した結果、機能面ではGeminiに軍配が上がりました。
しかし、それでも最終的にChatGPTを選択したのは、これまで蓄積してきたパーソナライズ情報を捨てきれなかったことが決め手でした。
2026年1月、私はChatGPTを「正妻」に迎え、有料プランの利用を開始しました。
しかし、戦いはまだ終わっていなかったのです。
逆襲のGoogle
2025年12月、OpenAIがGoogleやAnthropicの猛追に対し"Code Red"を発令したことが報じられました。
これに呼応するようにGoogleは、より競争力のある価格プランを発表。
NotebookLMの強化や、Gemini 3 Flash(Nano Banana 2 / Pro)の性能向上など、Google AI Plusに加入するメリットが急速に拡大しました。
Googleの最大の強みは、多様なエコシステムとの連携です。
カスタムAIの「Gem」を試した際、その利便性に驚きました。
また、GeminiにGmailへ届いた請求書から、期間を指定して用途と金額を一覧化するよう依頼すれば、Geminiはいとも簡単に情報を整理してくれました。これなら家計簿の作成も自動化できそうです。
さらに決定打となったのは、Geminiが提供し始めた「外部チャット履歴のインポート機能」でした。
他サービスで培ったパーソナライズ情報を取り込めるようになったことで、乗り換えに対する最後の障壁が消滅したのです。
群雄割拠の時代へ
対するOpenAIも、低価格プラン「ChatGPT Go」の登場やワークスペース機能の拡充を図っています。
私は現在、「正妻」Geminiに課金していますが、この勢力図がいつ再び塗り替えられるかは分かりません。
今後トレンドとなるのは、自らタスクを遂行する「ワークスペースエージェント」と言われています。
個人的には、レビューの自動化と要約、ボタン一つでの決済承認、メールやチャットからのタスク抽出と優先順位付けができると非常にうれしいです。
まあ、それすらもAIエージェントにお願いすれば、システム化までしてくれそうではありますが。
これらをすべて自動で行ってくれる未来は、すぐそこまで来ていますね。