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で確認できるWindowsシステム情報の用語解説一覧
Windowsでは systeminfo
コマンドを使うことで、OS・ハードウェアの詳細情報を一括で取得できます。
本記事では、その中でもよく使う代表的な項目をサンプル付きで一覧表にまとめました。
📋 システム情報の項目解説
項目名 | 例(サンプルデータ) | 意味・用途 |
---|---|---|
システムモデル | XPS 15 9500 |
PCの機種やマザーボード型番を示す。パーツの互換性やドライバ検索時に使用。 |
ホスト名 | DESKTOP-ABCD123 |
ネットワーク内でPCを識別する名前。共有フォルダやリモート接続などに使用される。 |
BIOSバージョン | Dell Inc. 1.14.0, 2023/01/10 |
PC起動時に動作する基本ソフトのバージョン。ハードウェア制御や起動順序などを管理。 |
システム起動時間 | 2024/12/01, 08:23:10 |
最後にPCが起動された日時。現在までの稼働時間の目安となる。 |
OS 名 | Microsoft Windows 11 Pro |
インストールされているOSの名称。エディションや環境確認に役立つ。 |
OS バージョン | 10.0.22621 ビルド 22621 |
OSの内部バージョン番号。アップデート状況や不具合調査で活用。 |
物理メモリの合計 |
32,768 MB (≒32 GB) |
搭載されているRAMの総容量。作業速度や同時処理能力に直結。 |
利用可能な物理メモリ |
24,576 MB (≒24 GB) |
現時点で空いているRAM容量。処理負荷の目安になる。 |
システム製造元 | Dell Inc. |
PCまたはマザーボードのメーカー名。 |
💡補足メモ
🖥 ホスト名を変更するには
「設定」>「システム」>「バージョン情報」>「このPCの名前を変更」から変更可能。
⚠ BIOS更新時の注意
- BIOSはPCの基本制御ソフト。更新すると動作が改善されることもあるが、失敗すると起動できなくなるリスクもある。
- 慣れていない場合や不具合がない場合は無理に更新しないのが安全。
🔁 システム起動時間の活用
- PCが長時間起動したままになっていないか確認できる
- トラブル時には「再起動して改善するか」の判断材料にもなる
✅ コマンド実行例
systeminfo
コマンドプロンプト(cmd)で上記を入力するだけで、すべての情報が表示されます。