💬 はじめに

「最近パソコンが重い」「ゲームがよく落ちる」「修理に出す前に状況を知りたい」
そんなときに役立つのが、**Windows標準の診断レポート「DxDiag.txt」**です🧠

でも、出力されるテキストは情報が多くて「どこを見たらいいの？」と感じる方も多いはず。

そこで今回は、誰でも自分のPCを“健康診断”できるチェックテンプレートを作りました💡
コピペして自分の情報を貼るだけで、パソコンの状態を整理できます！

🧩 そもそも「DxDiag」とは？

正式名称は DirectX Diagnostic Tool（DirectX 診断ツール）。
Windowsに最初から入っている、ハードウェア診断レポート機能です。

CPU・メモリ・グラフィックボード（GPU）・サウンド・ドライバなどの情報を一覧で出力できます。

1️⃣ Win + R キーを押す
2️⃣ 「dxdiag」と入力 → Enter
3️⃣ 数秒待つと「DirectX 診断ツール」が開く
4️⃣ 右下の「すべて保存」ボタンをクリック
5️⃣ 「DxDiag.txt」というファイルが作成されます

このファイルをメモ帳などで開くと、あなたのPCの詳細情報が確認できます📋

以下の表をコピーしてQiita・Notion・メモ帳などに貼り、
自分のPC情報をDxDiag.txtから書き写して使ってみてください👇

項目	自分の環境（DxDiag.txtからコピペ）	チェックポイント	備考
🖥️ OSバージョン	例：Windows 11 Pro 10.0.22631	最新の更新が当たっているか	Windows Update確認
🧠 CPU	例：Intel Core i5-12400	世代が古いと重くなりやすい	第8世代以降推奨
💾 メモリ容量	例：16GB RAM	8GB未満は不足気味	16GB以上で快適
⚙️ BIOSバージョン	例：F7 (2023/05/15)	古すぎると不具合の原因に	メーカーサイトで更新確認
🪶 DirectXバージョン	例：DirectX 12	古い場合は機能制限あり	最新版が望ましい

項目	自分の環境（DxDiag.txtからコピペ）	チェックポイント	備考
GPU名	例：NVIDIA GeForce GTX 1660	グラボ搭載有無を確認	ノートPCは内蔵GPUの可能性あり
ドライババージョン	例：474.64	古いとクラッシュの原因に	NVIDIA/AMD公式で最新版を確認
WDDMバージョン	例：WDDM 3.0	Windows 11対応はWDDM 3.1以上	3.0以下は更新を検討
解像度	例：1920x1080（フルHD）	複数モニタ時は要確認	外部モニタ設定のズレに注意

項目	自分の環境（DxDiag.txtからコピペ）	チェックポイント	備考
サウンドデバイス	例：Realtek High Definition Audio	ドライバ有効か	音が出ない場合ここを確認
ドライバ日付	例：2024/05/21	古いとノイズ・音切れの原因に	更新で改善する場合あり

項目	自分の環境（DxDiag.txtからコピペ）	チェックポイント	備考
接続中のUSB機器	例：HIDキーボード、無線マウス	認識されない機器がないか	「Unknown Device」は要注意
コントローラー／カメラ	例：Logicool Webcam	動作不良・接続不安定を確認	ドライバの更新で解決することも

記載内容	意味	対策
No problems found	問題なし	正常です👌
Display driver stopped responding	GPUドライバ異常	最新版に更新
Sound device not found	サウンドデバイス未検出	ケーブル・ドライバ確認
BIOS not ACPI compliant	古いBIOS	メーカーサポートページで更新

💡 DxDiag.txtを開いたら以下のキーワードで検索してみましょう：

👉 特に「Display Devices」「Sound Devices」「System Information」欄は重要です！