はじめに
アポロでは、隔週で「コーディングエージェント勉強会」を開催しています!本記事では、その勉強会のテーマになった「記事作成エージェント」について、ご説明させていただきます。
「資料を読んで、構成を考えて、文章を書いて、画像も作って」、、、
たくさんの指示を出した後にAIが指示を無視し始めたら、それは限界のサインです。
AIの「物忘れ(コンテキスト落ち)」。
その解決策はプロンプトの改善ではなく、作業の『外注化』にあります。
今回は、Googleの画像生成AI『Nano Banana』と、開発ツール『Claude Code』を組み合わせ、AIに「サブエージェント=部下」を持たせてみましょう。
これにより、精度を落とさず、高品質な記事を執筆できるようになります。
エンジニアとしてAIを活用していると、避けて通れない壁があります。
それは、作業が長時間に及ぶほどAIの挙動が不安定になる「コンテキストの肥大化」です。
最初は完璧なコードを書いていたAIが、次第に指示を無視し始め、矛盾した回答を繰り返す。
あの時の「また一から説明し直しか…」という虚しさは、誰もが経験したことがあるはずです。
「AIを使っているはずなのに、結局自分が一番疲れている…」
そんな状況を変えていきましょう!

1. 最強のチームを作る「サブエージェント戦略」
大規模なドキュメントを作成するために、大量の資料をAIに放り込む。
しかし、中盤を過ぎたあたりでAIが「前提条件」を忘れ、全く意図しない方向に記事が暴走し始める。
「結局、自分で書いたほうが早いんじゃないか」
こんな経験をしたことはありませんか?
解決方法は、1つのAIに全部やらせるのをやめることです。
具体的には、Claude Codeを「司令塔」とし、専門特化した「サブエージェント」に作業を分散させることです。
コンテキストの分離: 各エージェント(要件定義、執筆、画像生成)が独立した記憶領域で動くため、本体の記憶(コンテキスト)を圧迫しません。
精度の維持: 作業を細分化することで、長時間作業でも「物忘れ」が発生せず、一貫した品質を保てます。
専門スキルの活用: 例えば、画像生成にはGoogleの「Nano Banana」をスキルとして組み込むことで、記事の内容に即した画像を自動で挿入できます。
一般的な「1つのチャットに指示を詰め込む手法」とは、情報の鮮度が全く違います。
2.明日から使える「3ステップ」導入ガイド
「難しそう」と感じるかもしれませんが、仕組みはシンプルです。
以下のステップで、専用の執筆チームを構築できます。
スキルの定義: 「ディレクトリ作成」や「画像生成APIの呼び出し」など、AIにできる「道具(スキル)」を持たせます。
役割の分担: 要件収集、プロット作成、執筆、画像生成の4段階にエージェントを分けます。
環境構築: Google AI StudioでAPIキーを取得し、settings.local.jsonに設定するだけで、Nano Bananaによる画像生成機能が有効になります。
💡お役立ち情報:Google AI Studioとは? Googleの最新モデル(Geminiなど)のAPIキーを簡単に発行・管理できるプラットフォームです。
3. 忙しいエンジニアにこそ、この「自動化」を
この手法は、特に「発信したいネタはあるが、まとめる時間がない」多忙なエンジニアに最適です。
音声入力による10分程度の「独り言(文字起こし)」を渡すだけで、AIが文脈を汲み取り、論理的な構成案を作り、画像付きの記事へと変身させてくれます。
昨今では、AIを「ツール」として使う段階から「チーム」として動かす段階へシフトしているのです。
おわりに
このチームができれば、人間が細かい作業をする必要はありません。
例えば、10分くらい自分のアイデアを録音して渡すだけで、AIチームがそれを読み取り、論理的な構成を考え、画像付きの記事を完成させてくれます。
この方法で作成したコンテンツは、「伝えたい!」という熱い想いに、AIのまとめる力が加わって、さらにパワーアップしたものになるはずです。
まずは、録音アプリに向かって記事化したい内容を自由に話してみてください。そして、それをClaude Codeに放り込むことから始めてみましょう!
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